「政府情報システムの整備の在り方に関する研究会」(座長:大山永昭 東京工業大学大学院教授)では、平成21年6月より、政府情報システムの更なる全体最適化を推進すべく、その在るべき将来像について検討を行ってまいりました。
今般、これまでの検討結果を「政府情報システム整備のグランドデザイン」として取りまとめましたので公表します。
1 背景
「デジタル新時代に向けた新たな戦略〜三か年緊急プラン〜」(平成21年4月9日IT戦略本部決定)及び「i-Japan戦略2015〜国民主役の「デジタル安心・活力社会」の実現を目指して〜」(平成21年7月6日IT戦略本部決定)において、行政の業務・システムの全体最適化を更に推進するため、「霞が関クラウド(仮称)」を構築すること等により、サーバを含む行政情報システムの共同利用や統合・集約化を進めることとされています。これを踏まえ、「政府情報システムの整備の在り方に関する研究会」では、平成21年6月より、クラウド・コンピューティング等の最新の技術を活用し、政府情報システムの更なる全体最適化を推進すべく、「霞が関クラウド(仮称)」構想の具体化に向け、その在るべき将来像について検討を行っております。
今般、これまでの検討結果を「「政府情報システムの整備の在り方に関する研究会」中間取りまとめ−政府情報システム整備のグランドデザイン−」として取りまとめました。
2 公表資料
「政府情報システムの整備の在り方に関する研究会」中間取りまとめ−政府情報システム整備のグランドデザイン−(
別添1
)
※概要については
別添2
をご参照ください。
3 今後の予定
本中間取りまとめを踏まえ、今後の研究会において、政府情報システムの統合・集約化やデータ連携の基盤となる政府共通プラットフォームの整備の課題、方向性等について更に詳細な検討を進め、平成22年1月を目途に最終取りまとめを行う予定です。