報道資料
平成21年12月18日
電気通信サービスに関するトラブルの現状
−冬休み、海外旅行などで、電気通信サービスのトラブルにあわないようにするために−
電気通信サービスは、多様化が進み、携帯電話、PHS、インターネットといった様々なサービスを自由に選んで利用できるようになりました。その一方で、サービスの複雑化が進んでおり、利用者がトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
総務省では、電気通信消費者相談センター及び総合通信局等で電気通信サービスに関する苦情・相談を受け付けています。このたび、平成21年度上半期(4月〜9月)の苦情・相談の傾向をまとめました。また、それに併せて、寄せられた苦情・相談から、特に冬休み、年末年始の休暇中に、電気通信サービスのトラブルにあわないようにするための事例を整理し、情報提供することとしました。
1 平成21年度上半期(4月〜9月)の苦情・相談件数とその概要
総務省では、電気通信消費者相談センター及び総合通信局等において、電気通信サービスに関する利用者からの苦情・相談を受け付けています。
平成21年度上半期(4月〜9月)に受け付けた苦情・相談の件数は4,898件で、前年同期比10.2%の減少となっています。
苦情・相談件数とその取りまとめ結果は
別紙1
のとおりです。
2 事例の公表について
総務省への電気通信サービスに関する苦情・相談件数は、今年春ころからはやや減少傾向を示していますが、消費者相談に占める電気通信サービスに関する苦情・相談は決して少なくありません。
トラブルにあわないようにするためには、契約時において、サービス内容、契約内容、利用料金などをよく確認しておくことはもちろんですが、インターネット上のサービスを利用する際には、不用意なアクセスを行わない、自分の個人情報を知らせないようにするだけで、かなりの被害を防止することができます。
まもなく、冬休み、年末年始の休暇を迎えますが、その際に電気通信サービスのトラブルにあわないようにするための主な事例をまとめました。(
別紙2
)
総務省では、引き続き、各種広報活動による利用者等への情報提供、必要に応じた電気通信事業者への指導・要請等を通じ、電気通信サービスの利用者利益の保護に努めてまいる所存です。
ページトップへ戻る