報道資料
平成25年4月22日
ベトナム国家監察省との行政苦情救済分野に関する覚書の署名
平成25年4月22日、総務省行政評価局長は、来日したベトナム国家監察省副監察総監(副大臣級)との間で会談を行い、行政苦情救済分野における日本とベトナムの間で協力関係を推進していくことで合意し覚書に署名いたしました。
覚書の概要は以下のとおりです。
1 協力の分野
行政苦情救済を始めとする総務省行政評価局及びベトナム国家監察省の業務に関わる分野
2 協力の内容
(1) 1の分野について、双方の経験と技術の交換を目的として、定期的に訪問団を相互に派遣し、フォーラム、ワークショップ等の研修を実施する。
(2) 1の分野に関する国際会議等の多国間のフォーラムにおいて、相互に協力を行う。
【参考】
ベトナム国家監察省は、同国の中央省庁の一つとして、監察、苦情・告発の処理及び汚職防止に取り組んでおり、総務省行政評価局と同省は、アジアにおけるオンブズマン制度等行政苦情救済制度の普及と発展のために設立された国際団体であるアジア・オンブズマン協会の会員として協力関係にあります。
今後は、本覚書にのっとり、両者の更なる協力関係を推進していきます。
参考1 総務省行政評価局とベトナム国家監察省との覚書について
参考2 ベトナム社会主義共和国のオンブズマン制度について
覚書署名式とレセプションの模様
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覚書に署名し、チャン・ドク・ルゥオン国家監察省副監察総監と握手をする宮島行政評価局長 |
フン駐日ベトナム大使(右から5人目)と田中総務審議官(左から5人目)が、覚書の立会人を務めた。 |
レセプションには、坂本副大臣や行政相談委員の代表も出席した。 |
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