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放送ネットワークの強靱化に関する検討会第2回(平成25年3月28日)

3月28日に、今後も放送が災害情報等を国民に適切に提供できるよう、放送ネットワークの強靱化策等について検討を行うため、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」が開催されました。
第2回の今回は、柴山総務副大臣、橘総務大臣政務官が参加され、地方公共団体、学識者によるプレゼンテーション、みずほコーポレート銀行産業調査部へのヒアリング、意見交換等が行われました。


挨拶をする柴山総務副大臣



挨拶をする橘総務大臣政務官


 
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柴山総務副大臣挨拶

音座長代理始め、構成員の皆様方、お忙しいところ、お集まりをいただきまして、どうもありがとうございます。ちょっと、今日は、中座をさせていただきますので、ここで一言申し上げたいと思います。 放送ネットワークの強靭化ということで、特に災害に強いラジオを中心とした放送の重要性ということで、前回の会合では、放送事業者の皆様から、東日本大震災における、今申し上げたような放送の役割、あるいは、送信所の立地、あるいは施設の老朽化ですとか、経営環境の変化、様々なラジオをめぐる課題について、ご説明をちょうだいいたしまして、あらためて、大変困難な状況だなということが、よくわかりました。 今日は、自治体と放送事業者の連携、また、電子機器と難聴問題、そして、今、お話があったように、ラジオ産業に関する経営分析を踏まえた今後の方向性、それぞれのご専門から、多角的な視点により、お話をいただく予定であります。 もう、既にご案内のとおり、ラジオのデジタル化が、非常に難しいという状況になっております。それぞれ、今の厳しい経営環境では、トータルとしてこれを進める状況では、残念ながらないということであろうかと思います。 これから、どういう方々が、どういう手段を用いて事業化をしていくかが、問題となってくるかと思います。もちろん、政府の強靭化ということも重要なのですけれども、また、それにのっとって、FMラジオの周波数を増やすべきだという声もありますけれども、ここは率直に現場の声に耳を傾けるべきだと、既に、総務省としては、現場の声を聞くために、調査に取り組んでいることも、ご案内かと思います。 我々、ゼロベースで考えていきたいと思っております。ぜひとも、忌憚なきご意見、活発なご意見を、構成員の皆様には、ご議論をお願い申し上げたいと思います。 以上でございます。


橘総務大臣政務官挨拶

今日は、おくれて入ってまいりまして、申しわけなくて、一関市長さんのお話がちょっと聞けなくて、失礼いたしました。伊豆市長さんから、あと順番に聞かせていただきました。 放送ネットワークの強靭化ということで、もちろん一つには物理的な強靭化ということが常にあるわけですけれども、今、みずほさんの話も聞きながら、経営と言いますか、運営していくことの、運営主体の強靭化も、だんだん必要な時代なのか、やはり、それだけ時代が移り変わったかなという感じを持っております。先ほども、どういう人がラジオを聞いているのかなどという時代の変遷を見せていただくと、自分が学生のときは、ラジオは当然生活の一部だったし、ラジカセを買ってもらって喜んでいた世代ですから、それが、今の自分の子どもを見ていたら、そんなことは全然なくて、携帯電話をもらって喜んでいるような始末でありますから、始末かどうか、そういう世の中変わったということでありますから、これは仕方がない。 しかし、まさかのとき、何かがあったとき、あるいはハッと気がついたときに、やはり、ラジオというもののありがたみというか、あるいは、年をとって、先ほどちょっと伊豆市長さんのお話がありましたけれども、いろいろなところに出て行ったときに、ラジオというものの生活との結びつきというのは、やはり社会において非常に大事なものがある。言ってみれば、一つの、社会あるいは地域を支える基盤と言いますか、インフラと言いますか、そういうものであるという共通の認識があるのではないか。 ただ、そのインフラを維持していくために、どうしていかなければいけないか。あるいは、そのインフラに対して、今、それこそ通信障害であったり、電波障害、いろいろなことが起こってくる。そういうものに対して、どう、これをしのいでいくか、あるいは、そのために、もっと大きく言えば、公は何をして、事業者さんは何をして、事業者さんの自助努力と、それから、市町村、自治体であったり、あるいは国であったり、それは何をしていかなきゃいけないかを、やはり考えさせられるという意味では、非常に大事な論点を、幾つも幾つも出していただいている研究会だと思っております。ぜひ、この後、また引き続き、プレゼンテーション等を通じて、この研究会とすれば、やはり、そういういろいろなことを指摘していただいて、それをまた、私どもがどう受けとめていくか、別の委員会では、実は、放送法を5年の見直しということでの、いろいろな制度面の検討もしているわけで、そちらへ持っていくものはそちらへ持っていくなりしながら、新しい、今の21世紀の時代のラジオというものについて、それこそらじるらじるという形でネットラジオされたりもしてるわけですから、そういうことも含めて、私どもの考えを深めていきたいと思っております。どうか、座長さん始め、皆様方に引き続きおつき合いをいただいて、できるだけ多くのご意見を寄せていただけますように、よろしくお願いしたいと思います。 今日は、ありがとうございました。

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