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大臣・副大臣・大臣政務官の動き

管区行政評価局長・総合通信局長等合同会議(平成25年4月18日)

平成25年4月18日〜19日、「管区行政評価局長・総合通信局長等合同会議(共通会議・個別会議)を開催しました。
総務省の地方ブロック機関である管区行政評価局等及び総合通信局等の長が参集し、本省・地方局の一体的な業務運営を推進するために、本省関係部局からの政策周知、各地方局等の現状報告及び情報交換等を行いました。


訓示を行う新藤総務大臣



会議の様子


 
【動画】訓示を行う新藤総務大臣

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【動画】挨拶をする坂本総務副大臣

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【動画】挨拶をする柴山総務副大臣

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【動画】挨拶をする橘総務大臣政務官

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新藤総務大臣訓示

 全国の管区や局において活躍いただいている皆さんにまず感謝を申し上げます。総務大臣を拝命している新藤義孝です。今日は管区行政評価局長・総合通信局長の合同会議において、いろいろと実況報告や意見交換をしていただいていると思います。私の方から、皆様方が取り組んでいることについて総括的にコメントしながら、挨拶いたします。
 まず、管区の行政評価局について、地域にあって、各府省の業務の実施状況を、まさに手となり足となり、目となり耳となって、実地調査をしながら、問題点の把握に尽力いただいていることについて、本当にご苦労様とまずは御慰労申し上げたい。みなさんの集めていただいた貴重な情報に基づきまして、行政評価・監視業務が成り立っていると思います。手前味噌になるかもしれませんけども、総務省のやっている行政評価、これは極めて有意義なもの、実践的なものとなっていると思っています。そういった業務を高いレベルのまま維持できるのは、皆様方のおかげさまです。私が大臣に就任してからこれまで4本勧告をいたしましたけれども、いずれも胸を張れるものになっております。また、これらについては確実に業務改善をしてもらうことになりますので、国としても大いに能率があがったのではないかと評価をしています。
 行政評価局の皆さんは行政相談も所管しており、行政相談委員への支援もしていただいております。私もかつて政務官の頃に地方の評価事務所に赴き、行政相談委員の方々とも懇談しました。また、自分の地元においても、長い間ご活躍いただいている相談委員の方々とは交流があります。
 ですから、これまた地道な仕事ではありますけれども、着実な成果をあげながら、街の中の声を拾ってきていただく。また、国家公務員のみなさんが街の中に入り、いろんな方々と触れあう。これはすばらしい機会であり、意義あることです。せっかくの機会を生かし、業務に反映されるように、期待を申し上げたい。
 併せて、年金記録の確認業務について総務省に下命がありました。あの大混乱の中で、総務省にこういった確認業務を手伝ってほしい、担ってほしい、これは長い間の総務省に対する仕事への信頼性だと思っておりますから、私たちは誇りに思っております。しかし、実際は出先において、皆様方に大変なご苦労をいただいております。年金記録の確認業務についての尽力にも感謝申し上げます。この点はいよいよ先が見えてきたといいますか、節目の時を迎えておりまして、厚労省への移管についてもある程度の目処が見えてきております。着実にきちんと最後まで責任を果たせるようにお願いをしたい。
 評価局の皆さんには地域の方々と触れあう機会が多くあります。ですから、地域の方々の皆さんに対する評価、それが総務省の評価につながるとこのようにお考えいただいて、是非今後ともそういった意義を感じながらご活躍をいただきたい。
 次に、総合通信局の皆さんです。総通局長の皆さんも電気通信事業の監督、放送・ケーブルテレビ事業への対応、無線局免許、電波監視、まあ本当にたくさんの業務をお持ちです。そして、地域の通信機能の維持、こういった業務にも取り組んでいただいていることに感謝したいと思います。今後、ICT分野の重要性が増して参ります。関係事業者も増えてくると思いますし、申請の取扱件数というのも当然増えてくると思います。いろいろご苦労があると思いますが、是非地域の情報通信基盤の維持発展に向けてのご活躍をお願いしたい、またそういった大きな貢献をすでにいただいていると理解しています。
 そして、何より、皆さんが携わっているICTは、この国の経済を成長させる、行政のサービスを改善させる、暮らしの質を変える、コストもカットすることができると思います。また、新しい暮らしをつくる、そしてその中から新たな産業やサービスをつくるという点で、この我が国の成長の礎であり、鍵を握っていると思っています。ですから、私も総務省において、ICT成長戦略会議などで、ICTと他の技術、G空間技術、政府各所で行われている業務を掛け合わせることによって、新たな効果や、新たな展開ができるのではないかということで、取組を始めています。最終的に仕事が決まれば、それを実践するのは地域の通信事業者の方々やICT関連の事業者です。そのため、皆さんの方から、地域の先端にあって是非情報交換を行っていただきながら、業務や業界がスムーズに進んでいくようにご尽力をいただきたい。そして、局長をはじめ、総通局の皆さんがお付き合いされている人たちは地域の中小企業の方々です。ですから、日本の地域の隅々にたくさんいらっしゃる中小企業者の皆様方との触れ合いを通じ、生の経済、生の地域の声を是非吸収し、私たちの方にもいろいろ情報を提供してもらいたい。それがまたICTを進めていくこととなり、ICTを使った地域活性化のためにも有効な情報になるのではないか期待をしています。大変ご苦労があると思いますが、どうぞご活躍をお願い申し上げます。
 以前確認したところ、管区の行政評価局に約1,000人の方々がいらっしゃる。総合通信局で約1,300人の職員が配置されている。私たち総務省は5,100人ですから、トータルで見て、そのうちの2,300人、約半数近くが皆さんの配下にいて全国で活躍してくれている。総務省の仕事を支えていただいていることとなると思います。先ほども述べましたが、皆さんの活躍が総務省の活躍、地域における皆さんの評価が総務省の評価ひいては国の評価。このようにつながってくるんだということを、もう一度改めて共有したいと思います。私は、縁があって柴山副大臣、坂本副大臣、その他政務官の皆さんと一緒にこの役所に参りました。5,000人もいて巨大官庁であり、範囲も広い総務省ですが、目的や目標を共有しようということで、何のために総務省があって、どういう仕事を我々がやっているのか、また成果を上げなければいけないのか、こういう点に関して共有すべき目標を持つため、総務省ミッションを作りました。お手元にありますが、「元気をつくる」「命をまもる」「便利な暮らしをつくる」「みんなの安心をまもる」「国の仕組みをつくる」という5つのミッションを作りました。その中に全部当てはめる必要はないのですが、我々は暮らしとともにある、その中で創っていかなければならないものがある、守れるものがある、とこういうものを共有したいと思っています。そして「何をやるか」から「その仕事によって何を達成したのか」というふうに皆さんの仕事の発想を切り替えていってもらおうと考えています。我々行政の仕事というのは、「あれをやります」「これをやります」が中心で、例えば、「我が国のIT化を進めます」という文言が政策目標になってしまう。しかし、「IT化」は目標でしょうか。IT化をすることによって何を創るかが問題であるにもかかわらず、手段の方が先に出てしまう。このため、とうしても「整備率を上げよう」といった数字の話になる。私は、大事なのは「その仕事によって何を成果としてあげなければいけないのか」ということと考えており、この部分に関する意識を切り替えようと考え、ミッションを作りました。それぞれの業務のミッションがあると思います。それから、「自分が在任中に何をやろうか」といったそれぞれの達成すべき目標、そして「それはどういう効果をもたらすのか」。こういうことを是非意識しながら仕事を進めていただきたい。
 最後になりますが、いろいろご苦労あると思いますが、しかしこれまた得がたい経験でもあります。町に触れ、町の風土に触れ、人の人情に触れ、その中でともに仕事していくわけです。まず局長の皆さんが楽しんで、意義を感じていただいて、張りを持って仕事をしていただきたい。やはり局長、トップが楽しく明るければ、それが職員の全体につながってきます。大変なのは変わりないのですが、しかめっ面しながら「参った、参った」というのと、「とにかくやるしかない」と前を向いてニコニコ笑っても同じだとすれば、頑張って楽しくやろうじゃないかと思います。リーダーの勤めは、苦しい時もみんなを引っ張っていくことです。みんなが皆さんの背中を見て、顔を見ていますから、そういったことを踏まえて、楽しく仕事をしていただきたい。私も、楽しんで、意義深く、この役職を担当していきたいと思っています。これから季節が暑くなってきますけども、是非体調に留意され、職員の皆さんにも配慮いただきながら、素晴らしい活躍をいただきますように、お願いいたしまして、私からのご挨拶に代えさせていただきます。


坂本総務副大臣挨拶

 みなさんこんにちは。副大臣を拝命いたしております坂本哲志でございます。
 私たちは新藤大臣発足後、チーム新藤総務省、というような旗を掲げて、それぞれの役割を果たしながら、結束してこの総務省の仕事をしていこうというようなことで、いま進んでいるところでございます。特に新藤大臣、地域において、産、官、学、金、民、学は地域の学識経験者、あるいは地域の金融機関、地域の民間資金、そういったものを融合させて、地域の活性化の元気を作り出そうというようなことを、言っていらっしゃいます。皆様方におかれましては、官の仕事をされることはもちろんでありますけども、地域における学識経験、学も知恵も持っていらっしゃいますので、どうかそれぞれの知恵と経験をぜひ、地方に役立てていただきたい。それが、そのまま国家の活力につながるということになっていくだろうと思っております。
 私自身、福田内閣、麻生内閣で総務大臣政務官をつとめさせていただきまして、行政評価等の担当をさせていただきました。今回また5年振りに、行政評価等の担当をさせていただいております。どうか、地域での最前線の情報を入手し、そして駆使し、地域のために、そして、それが国家のためになっていくように、どうか皆様方のご尽力をよろしくお願い申し上げたいと思います。本日はご苦労様でございます。


柴山総務副大臣挨拶

 ご紹介を頂きました柴山昌彦でございます。情報通信の担当の副大臣ということでご挨拶申し上げます。今日は本当にありがとうございます。特に放送、あるいは通信の分野は日進月歩の大変激動の、しかしながらやりがいのある毎日であろうかと思っております。私も日々勉強をしながら前に進んでいる状況ですけれども、先ほど大臣がおっしゃったように、それぞれの地域でご活躍を頂いている皆様のご尽力がなければ、総務省全体としての仕事が成り立っていかない状況であろうか思います。皆様方には、大変日々激務だと思いますけれども、体調にご留意をされ、情報通信は富の創造、そして経済活動の合理化こういう分野になっているわけですから、アベノミクスの成長戦略にひとつひとつ寄与しているというやりがいをもって仕事に取り組んでいただきたい。
 また、行政のありかたについても、この情報通信分野が非常に大きな変革をもたらすと思っていますので、そういう面からも地域から行政のありかた全体を変えていくお力を皆様に賜りたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。


橘総務大臣政務官挨拶

 各局長の皆様方には、北は北海道から南は沖縄まで、皆さん本当にご苦労様です。今日明日の会議、どうぞよろしくお願い申し上げます。新藤大臣、坂本副大臣、柴山副大臣のもとで情報通信を担当しております政務官の橘と申します。市長をしていたこともございますので、各局長の方々が、地域において、行政の方々や民間の方々にも、いろんな形で、お力添えいただいており、地域のために頑張っていただいていることについて、改めてお礼を申し上げます。今ほど柴山副大臣からもお話ございましたように、情報通信分野、たいへん日本の国は良い地盤を持っていると思っております。そして、郵便・放送・電波それぞれに将来があると思っております。今、新藤大臣のもとで、この国を成長させるための成長戦略、その中のICT成長戦略というものを私ども情報通信分野では、磨いていくこととしております。どうぞ皆様方には本当に地域同様、育てていただきますとともに、24年度補正予算、これからあります25年度当初予算、結構大きな予算で、地域の情報化、様々なことを支援していこうとしておりますので、どうか地域の事業者、自治体の皆さんとのつなぎ役をよろしくお願いを申し上げたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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