大臣・副大臣・大臣政務官の動き
次世代放送推進フォーラム設立発表会（平成25年6月17日）
平成25年6月17日、柴山総務副大臣は、都内で開催された「一般社団法人 次世代放送推進フォーラム」の設立発表会に来賓として出席しました。
本フォーラムは、総務省の「ICT成長戦略会議 放送サービスの高度化に関する検討会」においてこの5月末に策定されたロードマップに沿って、4K/8K、次世代スマートテレビの放送サービスの実現を進めていくオールジャパンの体制です。
挨拶をする柴山総務副大臣
御紹介を賜りました、総務副大臣の柴山昌彦でございます。次世代放送推進フォーラムの設立発表会に際しまして、一言、お祝いの言葉を述べさせていただきます。御案内の通り、先月末、総務省といたしまして、4K/8K、スマートテレビの一体的な導入を図り、高精細でインターネットとの本格的な連携を実現する、次世代の放送サービスを実現するため、誰が、いつまでに、何をしなければいけないかという点を明確にしたロードマップを取りまとめて公表させていただきました。このロードマップを取りまとめた放送サービスの高度化に関する検討会の座長をしてくださったのが、先ほど御本人から御挨拶がありました、須藤理事長でございます。理事長をはじめ、次世代放送の推進にかける皆さまの意欲と、そして熱意に、心から敬意を表させていただきます。
このロードマップ、具体的には、来年2014年、衛星やケーブルテレビ等の分野で、様々な分野の関係者の知恵も結集しながら、4K/8K、スマートテレビが一体となったサービスに着手するなど、相当思い切った内容であると思います。そしてこのロードマップは、国のIT戦略にも明記されました。ロードマップの実現によって、我が国が放送分野において世界をリードできることはもちろんですけども、この4K/8Kの用途は単に放送コンテンツを楽しむ娯楽に限られるものではありません。医療や機械の設計、防犯など、幅広い分野に展開が可能でありまして、大きな波及効果を私どもとしては期待をしております。次世代放送推進フォーラムは、まさにこの国のIT戦略となったロードマップを、今お話があったとおり、オールジャパンで推進していただくことになります。総務省としても平成24年度補正予算で行う事業を本フォーラムに委託することを決定しております。
もちろん、技術とマーケットは今後非常に速いスピードで進んで参りますし、どのようなニーズが今後発生してくるかということも時代の流れに従って移ろってくるかとも思います。フォーラムの皆さまがその度ごとに様々な課題に直面される場面もあるでしょう。しかしながら総務省としては、そういった課題があれば皆さまと共に、解決に取り組み、今後とも次世代の放送サービスの実現に取り組む本フォーラムの皆さまを全力で支援していく所存であることを、改めてここに表明させていただきまして、私からの挨拶とさせていただきます。この度は、本当におめでとうございます。
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