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大臣・副大臣・大臣政務官の動き

平成25年度行政相談委員中央研修(平成25年11月25日)

平成25年11月25日から27日までの3日間の日程で、全国の行政相談委員の中から、将来、地域のリーダーとして活躍が期待される方々を対象として、「平成25年度行政相談委員中央研修」が行われました。
松本総務大臣政務官は、研修初日の冒頭で挨拶するとともに、日頃の行政相談委員活動について参加委員と懇談を行いました。
行政相談委員は、総務大臣からの委嘱により、無報酬のボランティアとして全国の市区町村に配置され、国の行政サービスに関する苦情、行政の仕組みや手続きに関する問い合わせなどの相談を受け付けている方々です。


挨拶をする松本総務大臣政務官



行政相談委員と懇談する松本総務大臣政務官(1)



行政相談委員と懇談する松本総務大臣政務官(2)


 
【動画】挨拶をする松本総務大臣政務官



松本総務大臣政務官挨拶

 皆さん、こんにちは。
 本来ならば、新藤大臣が皆様方にご挨拶を述べるところですが、本日、国会で決算委員会が開かれており、この時間、各大臣は委員会に出席しなければならないため、担当政務官である私に挨拶をしてくるように言われました。お許しをいただきたいと思います。
 皆様、ご承知のとおり、昭和36年にこの行政相談委員制度がスタートして、もう半世紀の歴史を重ねているわけであります。行政サービスが、あるいは政治が、一人ひとりの国民の皆様に公平に行われているかどうか、遠い昔から江戸時代の目安箱などもそうでありますが、国民の皆様の意見をどのように公平に集めるかということに、いつの時代の政権も苦労しております。
 今日の日本の政府には、いろいろな制度があるわけでありますが、国民の皆様から行政に関わる相談を直接、真正面から受けていただくというのは、それぞれの行政機関の窓口を別にすれば、皆様方が唯一の頼りということになります。
 委員の皆様が、国民の皆様から直接意見を聴き、行政につなげていただくことによって、解決した問題、あるいは行政のシステムの改善がなされた事例はたくさんありますが、そのことが国民の皆様に十二分に伝わっていない。行政相談委員制度が地味過ぎるということを私はいつも役所の職員には申し上げています。皆様方は自分の家業、自分の生業を持っていただいた上で、そしてこの制度の中でボランティアとしてご奉仕をいただいております。行政相談委員制度をもっともっと国民の皆様に理解していただくことができればと考えておりますが、なかなか思うようにいっていないという反省点も持っております。
 しかし、私たちにとってこれほど大切な制度はないわけですから、ぜひ皆様方には、ご苦労ではございますが、引き続きご活躍いただき、この国のため、この国の国民のために汗を流していただきますよう心からお願い申し上げます。
 この日本、この国に暮らして良かったと、いつの時代の誰もがそう思っていただけるような国をつくっていくためには、国民の声をどれだけ丁寧に聞くか、悩み多い人たちの声をどれだけ丁寧に聞くか、そして多くの問題、解決に向かってどれだけの汗を流せるか、その蓄積がこの国の将来を決めていく、こう考えております。皆様は、行政相談委員として4年以上の経験を積まれたエキスパートでありますし、それぞれの地域で委員として、あるいは地域のリーダーとしてご活躍をいただいております。その方々が、さらに3日間、研修を積んでいただくということですから、大変頼もしく思っております。
 これから年末、忙しい時期をお迎えになります。どうぞご自愛いただき、健康にご留意の上、ご活躍いただきますことをお願いし、心からの敬意、お礼の挨拶といたします。ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

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