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大臣・副大臣・大臣政務官の動き

ICTサービス安心・安全研究会第1回(平成26年2月24日)

総務省で、2020年代を見据えたICTサービスの安心・安全な利用環境を実現するため、消費者保護ルールの充実等直面する課題への対応を中心に、中長期的な制度的対応も要すると見込まれる課題への対応についてより具体的に議論を行うべく「ICTサービス安心・安全研究会」第1回が開催されました。
当日は、上川総務副大臣、藤川総務大臣政務官が挨拶を行ったほか、研究会の今後の進め方等について、構成員から様々なご意見をいただきました。


挨拶をする上川総務副大臣



挨拶をする藤川総務大臣政務官



【動画】挨拶をする上川総務副大臣

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【動画】挨拶をする藤川総務大臣政務官

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上川総務副大臣挨拶


 皆様、こんにちは。今日は第1回のICTサービス安心・安全研究会開催をさせていただきましたところ、委員の先生方におかれましてはご就任を賜り、また、ご多忙の中をお運びいただきまして、ありがとうございます。
 ICTでございますが、私たちの経済社会の大変大事な基盤ということで普及をしておりますけれども、同時に安倍政権におきましても成長戦略の大変大きな推進エンジンということで位置づけているところでございます。これから日本の社会のさまざまな問題解決ということにつきましても、多くのアプリケーションということで期待されているところだと思っております。先日、この総務省におきまして新しいキャッチフレーズが決まりまして、「くらしの中に総務省」ということでございます。ICTのサービスが国民一人一人の暮らしに欠かせないものということでありますので、この「くらしの中に総務省」の大きな鍵も、このICTの安全・安心な利用ということが大きな鍵になってくると思っておりまして、そういう意味でも重要な政策課題の1つと位置づけているところでございます。
 去る2月3日でございますけれども、情報通信審議会に対しまして2020年代に向けた情報通信政策の在り方について諮問をいたしたところでございます。その中で安全・安心にICTを利用できる環境の整備ということにつきましては重要な検討課題の1つということで掲げられたところでございますが、そういう意味ではこの電気通信サービスに係る消費者保護ルールの在り方をはじめといたしまして、最近の新しい技術、サービスの展開に伴う広範な内容を含むという内容になっておりますので、専門の皆様方からの高い知見からのご議論を賜り、また、そうした目的にかなう成果をぜひともこの研究会で上げていただけますようによろしくお願いしたいと思っております。
 特に2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるということでございますので、その折には世界に誇れる最先端のICTの利用の環境を構築するということが何よりも大きな課題になっているところでございます。苦情・トラブル・事故などの未然防止策として何があるか。そして、社会全体としてICTの安全・安心な利用環境の整備を推進する方向に向かうために短期的・中長期的にはどんな課題があるのかということにつきまして、とりわけ利用者の視点ということを大事に踏まえながら取り組んでいただけたら幸いでございます。ご議論につきましては、情報通信審議会に検討を生かしていくという、そういう位置づけでこの研究会をよろしく回していただけますようお願い申し上げまして、私のご挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

藤川総務大臣政務官挨拶


 政務官の藤川でございます。本日は、ICTサービス安心・安全研究会の開催に当たり一言ご挨拶を申し上げます。本日は、ご多忙の中お集まりをいただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。安倍政権における成長戦略の推進に当たっては、ICTサービスの利活用は重要な鍵であります。近年、スマートフォンやタブレット端末をはじめとしたICTサービスの普及は目覚ましく、国民生活に必要不可欠なインフラとして利用者は高い利便性を享受できる一方、さまざまな不安や危険にも直面しております。
 昨年、私の隣町でありますけれども、愛知県犬山市の方々が訪問してくださいました。青少年のスマートフォンやソーシャルメディアの依存対策について、総務省の取り組みや犬山市の対策についての意見交換を行いました。ICTサービスは非常に便利ですが、ネットいじめや犯罪被害に巻き込まれるなどの問題も多く発生しております。青少年が安心・安全に利用し、青少年がICTを利用して2020年代を創造していくために必要となるリスク認識や利活用能力を明らかにし、適切な対応を講じていくことが非常に重要と考えております。
 本研究会での検討が青少年から高齢者の皆様、それぞれ幅広い層の利用者にとって、ICTを安心・安全に利用できるための環境の整備に寄与し、結果として我が国の社会経済活動の活性化と持続的な成長がもたらされることを心から期待しております。構成員の皆様方には、お忙しい中、ありがとうございます。本日は忌憚のないご意見、ご議論をよろしくお願い申し上げ、一言ご挨拶とさせていただきます。本日はご苦労さまでございます。

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