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大臣・副大臣・大臣政務官の動き

ICT成長戦略推進会議(第2回)(平成26年6月5日)

平成26年6月5日、「ICT成長戦略推進会議(第2回)」を開催しました。
今回の会議では、「オリンピック・パラリンピックおもてなしグループ」の検討結果及び「スマート・ジャパンICT戦略」(案)について、構成員の皆様にご議論いただきました。
※「ICT成長戦略推進会議(第2回)」の詳細はこちら


挨拶をする新藤総務大臣


【動画】挨拶をする新藤総務大臣


新藤総務大臣挨拶


 先生方にはご多忙の中、「ICT成長戦略推進会議」に参集いただきましたことを、毎回のことでございますが、まず感謝を申し上げたいと思います。そして、特に岡構成員と小宮山構成員、須藤構成員は昨日も「ICT街づくりサミット」でご参加いただいておりますし、また、それぞれの方々もその他の政府の会合にもご参加いただいているわけでございます。国を挙げて、新しい日本の成長戦略を持続可能なものとして本気で実行していこうという状況があるわけです。
 我々は既に計画や構想は散々に作ってきているわけですから、いかにそれをスピード感をもって実践していくか。それから、個別具体の成功事例をどれだけ積み重ねていけるか、ここに懸かっているのだろうと思います。
 併せて、今、私たちが取り組んでいるICTの成長戦略は、そのまま国のイノベーションに繋がると思いますし、それは地域の活性化にも繋がっていくものです。さらに、人口減少、少子高齢化という国家的課題の克服にもすべて繋がってくる。その道筋の中に我々はいるんだと、このように思っています。
 私自身は、今、日本を立て直すためのキーワードは3つだと思っております。1つは地域の活性化であります。2つ目は、ICTを活用してイノベーションを起こすこと。3つ目は、それを国際展開すること。優れた技術や新しいサービスを国内に留めておく必要はないわけで、実践したものは積極的に国際展開し、かつ、それぞれの国に応じた展開をしようではないかというふうに思っています。
 既に総務省といたしましても、南米ではブラジルを中心にして、地デジだけではなく、防災関係のシステムをいろいろと共同で開発していこうということが始まっておりますし、北欧のフィンランドやデンマークでそういった対話を始めております。それから、アフリカはボツワナを拠点とし、新しいICTのパッケージ、例えば通関手続ですとか、牛の管理ですとか、ゲームリザーブの魅力付けですとか、いろんなもので展開が始まっております。
 さらには、スリランカ、モルディブ、南アジア、これも始まりますし、ASEANはインドネシア、フィリピンと既に皆様方にやっていただいていることもございます。
 是非あちらこちらで風呂敷を広げております。このため、その実践の肉付けを皆様方にしていただきたいと思います。
 何よりも、経済財政諮問会議やその他の会合において、私たちの政策が、それは皆様方にまとめていただいた政策が、国の方針としていくつも取り上げられていくわけでありまして、必要な制度や予算付けも含めて、私ども、責任を持って進めていきたいと思いますから、どんどんとご指導を賜り、ご提言をいただきますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
 大変お世話になりますけれども、よろしくどうぞお願いいたします。

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