報道資料
平成24年4月16日
北海道総合通信局
災害対策用移動小型電源車を配備・貸し出し開始!
− 災害時の情報通信手段の確保に向けて −
北海道総合通信局(局長 大久保 明(おおくぼ あきら))は、東日本大震災の際に、電源供給が途絶して、防災行政無線や放送など国民の暮らしに重要な情報伝達手段に大きな影響を与えた教訓から、非常災害時等においても、通信や放送の運用を確保するための災害対策用移動小型電源車1台を配備し、貸し出しを開始します。
この災害対策用移動小型電源車は、防災行政無線、臨時災害放送局や放送局中継用設備などの電源確保のために、災害対策本部、地方公共団体、放送事業者等へ貸し出し、被災地の住民に対するきめ細かな情報提供を確保しようとするものです。
また、災害規模・停電の広域性・長期化などの状況を踏まえ、全国の総合通信局に配備されている車両(10台)を、その被災地に集中して貸し出すことも可能としています。
なお、総務省では、災害時に輻輳する通信手段の確保のため移動通信機器(簡易無線、MCA無線、衛星携帯電話)の貸し出しを行っていますが、平成24年度には、それらを各総合通信局管内にも配備し、迅速に対応できる体制を構築することとしています。
<参考>
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