報道資料
平成26年4月21日
北海道総合通信局
携帯端末向けマルチメディア放送局の予備免許
− 函館エリアで7月放送開始予定 −
北海道総合通信局(局長 杉浦 誠(すぎうら まこと))は、4月21日(月曜日)、株式会社ジャパン・モバイルキャスティング(代表取締役社長 永松 則行(ながまつ のりゆき))から申請のあった、携帯端末向けV−Highマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送局(函館中継局)に、予備免許を付与しました。
道内マルチメディア放送局は、札幌、旭川、帯広エリアに続き4カ所目の放送エリアとなります。
本予備免許を受けて、5月中旬から試験電波を発射し、段階的に出力を増力して7月に運用開始となる予定です。
〈予備免許の概要〉
放送区域及び
区域内世帯数 |
函館市の一部、北斗市、知内町の一部、木古内町の一部、
七飯町の一部、森町の一部、
大間町(青森県)、風間浦村(青森県)の一部、佐井村(青森県)の一部、
合計約15万世帯(申請内容による)
※放送区域は別図のとおり |
電波の型式、
周波数
|
14M2 X7W 214.714286MHz |
空中線電力 |
1.25kW |
放送開始予定 |
平成26年7月
(放送開始予定は変更になる場合もあります。) |
【V-Highマルチメディア放送について】
- 地上アナログテレビ停波後の周波数のうち、207.5MHz以上222MHz以下の周波数(V-High)を使用して行う携帯端末向け放送で、平成24年4月から全国で順次サービスが開始されています。
北海道では、今後、室蘭、釧路、網走、小樽、歌志内、北見、中標津、名寄及び稚内において、中継局が設置される計画です。
- マルチメディア放送サービスは、通信と放送が連携し、動画・音楽・新聞・雑誌・電子書籍・ゲーム等のさまざまな形式のコンテンツが提供されるほか、従来の放送にはなかった蓄積型放送や、高画質・高音質のリアルタイム型放送が実現されます。
- 試験電波の発射にあたり、「段階的に出力を増力する」としているのは、テレビ及びCATVへの受信障害を確認し、受信対策を考慮しながら機器の調整を行うこととしているためです。
試験電波発射中におけるテレビ障害については、モバキャス受信障害センターにご連絡ください。
【モバキャス受信障害センター】
電話 0120-355-411 (受付時間:全日午前9時から午後5時まで)
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