報道資料
平成26年7月29日
北海道総合通信局
新たなICT利活用による北海道の諸課題解決に向けた取組を推進
― 「北海道地域ICT活力推進会議」の取りまとめ ―
北海道総合通信局(局長 杉浦 誠(すぎうら まこと))が平成25年9月に設置した「北海道地域ICT活力推進会議」(座長 長谷山 美紀(はせやま みき) 北海道大学大学院情報科学研究科 教授)は検討結果を取りまとめました。
検討結果では北海道の諸課題解決に向けて4つのICTプロジェクトの推進が必要としてまとめています。
1 会議の概要
北海道では過疎化・高齢化等の社会問題並びに地域経済の疲弊及び地場産業の後退への対応が課題となっています。
これらの課題解決に当たっては北海道の主要産業である食関連産業(農業、漁業を含む。以下同じ。)と観光産業の活性化等が必要であり、更には新しい社会に対応したICTを活用した新たな産業の創出が重要です。
会議では、北海道における諸課題解決に向けて総合的に検討し、地域経済の活性化等のためのICTプロジェクト等を取りまとめました。
2 検討結果の概要
(1) ICTプロジェクトの地域展開
会議では北海道の諸課題解決に向けて、ICT利活用方策のアイデア募集を行い、提案されたアイデアについて、「地域での実施ニーズ」及び「経済成長と国際貢献への寄与」の観点から評価を行い、優先的に検討を進め地域展開を図るべき4つのICTプロジェクトとしました。
- ア エリア放送、光ファイバー等を活用した安心・安全な街づくり
- イ 観光分野等でのWi-Fiを活用したサービス向上
- ウ 農業及び漁業におけるICTを活用したセンサモニタリングシステムの構築
- エ 北海道への光海底ケーブル網の整備・誘致
(2) 推進体制の確立
ICTプロジェクトの効果の検証が効率的に実施できる地域を中心とした推進体制を、道、国をはじめとする幅広い協力を得て確立し、地域展開による効果検証の結果、効果が期待できるプロジェクトについては、広域的な地域展開(横展開)を図るべく、推進体制を強化することが必要です。
3 今後の取組
北海道総合通信局では取りまとめられた4つのICTプロジェクトの推進体制を強化しプロジェクトを推進して参ります。
4 その他
北海道地域ICT活力推進会議取りまとめ
(別添)
<参考>
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