北海道総合通信局 無線通信部企画調整課
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座長:大鐘 武雄(おおがね たけお)
(北海道大学大学院情報科学研究科インテリジェント情報通信研究室 准教授)
業務用無線のデジタル化の普及促進に向けて、デジタル通信方式の高機能な通信サービスや中継システムの構築等に関し、実証試験を含めた調査検討を行うことを目的に、主な業務用無線関係のメーカー、ユーザー、団体等により本年4月に設置され、平成27年1月末を目処に報告書を取りまとめる予定です。
・北海道総合通信局報道資料「業務用無線通信システムに関する調査検討会を開催」(平成26年4月21日発表)
主に、事務所等に設置した基地局と車両等に設置した陸上移動局により構成されています。
一般企業等が効率的な業務遂行等を目的として開設するもので、現在は、多くがアナログ方式の音声通信を中心とした自営無線システムとして利用されています。
様々な無線システムのデジタル化が先行する中、業務用無線においても、クリアーな音声通信やデータ伝送、通信制御等が可能なデジタル通信方式の本格的な導入と合わせて、一の市町村程度の中規模エリアをカバーする共同利用型中継システムの実現が期待されています。
業務用無線のデジタル化が実現すると、運輸、観光、警備、医療、福祉等の様々な分野において、音声通信だけでなく位置情報や緊急通報、グループ選択等の機能の活用、また、複数免許人による中継局の共同設置等により、効率的、経済的な無線利用が可能となります。