報道資料
平成27年5月28日
北海道総合通信局
釧路エリアで携帯端末向け放送局の予備免許
− 8月からマルチメディア放送及び標準テレビジョン放送開始予定 −
北海道総合通信局(局長 杉浦 誠(すぎうら まこと))は、平成27年5月28日(木曜日)、株式会社ジャパン・モバイルキャスティング(代表取締役社長 永松 則行(ながまつ のりゆき))から申請のあった、携帯端末向けV-High放送(マルチメディア放送及び標準テレビジョン放送)を行う移動受信用地上基幹放送局(釧路中継局)に、予備免許を付与しました。
道内における携帯端末向け(V-High)放送は、札幌、旭川、帯広、函館、室蘭に続き6カ所目となります。
本予備免許を受けて、6月から試験電波を発射し、段階的に出力を増力して8月に放送開始となる予定です。
<予備免許の概要>
放送区域及び
区域内世帯数 |
釧路市の一部、浦幌町の一部、釧路町の一部、 標茶町の一部、白糠町の一部、鶴居村(阿寒郡)
合計約9万世帯(申請内容による) ※放送区域は別図 のとおり |
電波の型式、
周波数及び
空中線電力 |
14M2 X7W 214.714286MHz 1.25kW |
放送開始予定 |
平成27年8月(放送開始予定は変更になる場合もあります。) |
【携帯端末向け(V-High)放送について】
- 地上アナログテレビ停波後の周波数のうち、207.5MHz以上222MHz以下の周波数(V-High)を使用して行う携帯端末向け放送で、平成24年4月から全国で順次サービスが開始されています。
北海道では、今後、北見、歌志内、網走、小樽、中標津、名寄及び稚内において中継局が設置される計画です。
- マルチメディア放送は、通信と放送が連携し、動画・音楽・新聞・雑誌・電子書籍・ゲーム等のさまざまな形式のコンテンツが提供されるほか、従来の放送にはなかった蓄積型放送や、高画質・高音質のリアルタイム型放送が実現されます。
- 標準テレビジョン放送は、平成27年4月より5事業者6番組が放送されています。
- 試験電波の発射にあたり、「段階的に出力を増力する」としているのは、テレビ及びCATVへの受信障害を確認し、受信対策を考慮しながら機器の調整を行うこととしているためです。
試験電波発射中におけるテレビ障害については、モバキャス受信障害センターにご連絡ください。
●モバキャス受信障害センター 電話:0120-355-411(受付時間:全日午前9時から午後5時まで。)
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