報道資料
平成28年4月25日
北海道総合通信局
気球に設置する携帯電話に関する実験試験局に免許
−災害発生時における携帯無線通信 の確保の実効性を検証 −
北海道総合通信局(局長 安井 哲也(やすい てつや))は、本日、ソフトバンク株式会社(代表取締役社長 兼 CEO 宮内 謙(みやうち けん))から申請のあった実験試験局に免許を付与しました。
災害発生時、被災地における通信の効果的な復旧手段として、本年3月11日に携帯無線通信等を行う基地局等を係留気球に設置した運用について制度化されました。
本実験試験局は、電波伝搬等の特性評価を行うとともに、実際の災害発生時での使用を想定し、携帯無線通信の確保の実効性を検証するために使用するものです。
【免許の概要】
申請者 |
実験場所 |
免許期間(注) |
ソフトバンク株式会社 |
広尾郡大樹町
多目的航空公園 |
4月25日から本年9月30日まで |
注 ソフトバンク株式会社では、最初の実験を5月9日(月曜日)及び13日(金曜日)の5日間に実施する予定です(荒天等の理由により順延となる場合があります)。
<参考>
実験試験局とは、科学若しくは技術の発達のための実験、電波の利用の効率性に関する試験又は電波の利用の需要に関する調査を行うために開設する無線局であって、実用に供しないもの(放送をするものを除く。)
実験イメージ(
別図
)
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