1 訓練日時
平成28年11月16日(水曜日)13時から
2 訓練参加自治体
北海道(本庁、空知総合振興局)、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、浦臼町、新十津川町、妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町
3 訓練概要
(1) 被害想定
平成28年11月16日(水曜日)13時頃、長沼町を震源とする直下型地震が発生し、空知総合振興局管内で震度7を観測。管内全域では、住宅崩壊の他に多数の地区において土砂災害が発生して住民が避難を開始。
(2) 訓練の条件
「電気通信事業者が提供する通信設備は、輻輳等のために使用不可能とする。ただし、衛星携帯電話、自営系無線(市町村防災行政無線、消防無線等)は使用可能とする。」を条件として、訓練参加機関において設定する非常通信ルートで実施する。
(3) 訓練内容
設定した非常通信ルートにより、被災想定町から北海道庁までの被災情報の往復路の伝達訓練を実施。
1 訓練日時
平成28年11月21日(月曜日)9時から
2 訓練参加機関
内閣府、消防庁、北海道(本庁、宗谷総合振興局)、稚内市、猿払村、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、礼文町、利尻町、利尻富士町、幌延町
3 訓練概要
(1) 被害想定
平成28年11月21日(月曜日)9時頃、北海道北東沖を震源とする地震が発生し、宗谷総合振興局管内で震度5強を観測した。また、沿岸に津波警報が出され、多数の住民及び観光客が市町村内の高台に避難した。
(2) 訓練条件
「電気通信事業者が提供する地上系通信設備は、輻輳等のために使用不可能とする。ただし、衛星携帯電話、自営系無線(市町村防災行政無線、消防無線等)は使用可能とする。」を条件として、訓練参加機関において、既存の非常通信ルート又は地域の実情に応じた臨時のルートを選択。
(3) 訓練内容
選択したルートにより、被災想定市町村から北海道(本庁、宗谷総合振興局)を経由して、国(内閣府)までの情報伝達(往復)を実施。
4 その他
全国の訓練概要は、平成28年11月4日付け総務省の報道資料をご覧ください。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban13_02000052.html
「北海道地方非常通信協議会」
北海道における非常時の通信の確保と円滑な運用を図ることを目的に、昭和32年8月に設立(当時の名称は「北海道地方非常無線通信協議会」、平成7年4月に現在の名称に改正)され、道内の官庁、地方自治体、企業、団体など311機関により構成されています。
「非常通信ルート」通常利用している通信ルートが使用できない場合に、他団体・他機関の自営通信網を利用するルートで、内閣府と都道府県を結ぶ中央通信ルートと都道府県と市町村を結ぶ地方通信ルートがあります。