近年、医療機関では、患者のバイタルデータ(血圧や脈拍、体温などの生体データ)を遠隔監視するための医療用テレメータ、院内の情報ネットワーク用無線LAN、医療スタッフが使用する携帯電話、外来患者など病院を訪れる方々が使用する携帯電話やモバイル機器など、多くの電波を使う機器が利用されています。
このような電磁環境下にある医療現場では、電波の干渉などによる機器の誤動作やトラブルが発生しており、総務省ではこの問題に対応するため、技術的な検討に加えて医療現場における電波利用機器の適切な使い方などの周知活動を進めています。
・総務省報道資料:「医療機関における電波利用に関する全国代表者会議」の開催等(平成29年6月27日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000150.html
北海道総合通信局は、地域医療に関わっている方々のネットワークを活用し、医療機関における適切な電波利用について周知し、この分野の専門的な知識を有する人材の育成に取り組むため、今般「北海道の医療機関における電波利用推進協議会」を設立し、以下のとおり第1回目の会合を開催します。