報道資料
平成30年11月2日
北海道新幹線トンネル内で携帯電話が利用可能に
− 平成30年度電波遮へい対策事業の補助金交付を決定 −
総務省は、公益社団法人移動通信基盤整備協会からの「電波遮へい対策事業」(※1)にかかる交付申請に対し、平成30年11月2日(金曜日)、補助金の交付を決定しました。
これにより、次のトンネルにおいて、携帯電話サービスの利用が可能になります。
◇ 鉄道トンネル
線路名 |
施設名
(トンネル名) |
サービスを提供する
電気通信事業者 |
補助金交付額
(総事業費) |
サービス
開始予定 |
北海道
新幹線
(新函館北斗
〜木古内間) |
新茂辺地(南)基地局
(万太郎トンネル、
新茂辺地トンネル、
渡島当別トンネル) |
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社 |
315,000千円
(756,000千円) |
平成31年
3月下旬
(※2) |
※1:電波遮へい対策事業
鉄道トンネル等の電波が遮へいされる場所や医療施設等の公共施設内において、一般社団法人等が移動通信用中継施設を整備する場合、国が当該施設の整備に対して補助金を交付するもので、負担割合は国3分の1、鉄道事業者6分の1、一般社団法人等2分の1です。
なお、平成30年度より、「直近10年間継続して営業損失が発生している鉄道事業者が営業主体となる新幹線路線における対策の場合は、国12分の5、一般社団法人等12分の7」として、鉄道事業者の負担を求めないスキームが導入され、本件事業はこの補助率が適用されます。(詳細は
別紙 参照。)
※2:サービス開始予定の時期について
電波遮へい対策事業は、事業年度内に完了し、サービス開始することを基本としておりますが、
工事の進捗により事業完了時期が遅れ、結果、サービス開始時期が遅れる場合があります。
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