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報道資料

平成22年10月6日
北陸総合通信局

石川県小松市に有線テレビジョン放送施設設置を許可
〜小松市中山間地の全域でケーブルテレビへの加入が可能に〜

 総務省北陸総合通信局(局長 斉藤 一雅)では、石川県小松市(市長 和田 愼司)からの有線テレビジョン放送施設設置許可申請に対し、本日付けで別紙のとおり許可しました。
 今回整備を行う地域は、地理的な要因から地上波テレビ放送の受信ができず、共同アンテナによりテレビ視聴している世帯が点在している地域です。また、同地域ではインターネットサービスも提供されておらず、共同アンテナ施設も地上デジタル放送未対応となっているため、市街地との情報格差が生じていました。
 このため、小松市では当該地域の情報格差を解消するため、総務省の「地域情報通信基盤整備推進交付金」を活用し、ケーブルテレビサービスを行うための有線テレビジョン放送施設の設置を行うものです。
 なお、設置許可状は、斉藤局長から和田市長に対して、下記のとおり交付する予定です。


1 日時
平成22年10月8日(金) 14:00〜
2 場所
北陸総合通信局 局長室
(金沢市広坂2−2−60 金沢広坂合同庁舎6階)

連絡先
情報通信部放送課
(担当:臼井、長岡)
電話:076−233−4490

別紙



有線テレビジョン放送施設等の概要
設置者 名称及び
代表者
小松市   市長 和田 愼司
所在地 石川県小松市小馬出町91番地
施設 施設区域 石川県小松市の中山間地域の全域(2,248世帯)
引込端子数 3,120端子
伝送路 FTTH方式(注)
設置完了予定 平成23年3月31日
放送サービス CH数等 TV 117ch
アナログ放送 45ch
(地上放送6ch、BS放送9ch、CS放送28ch、自主放送2ch)
デジタル放送 72ch
(地上放送6ch、BS放送14ch、CS放送50ch、自主放送2ch)
FMラジオ 4ch
放送利用
料金
(予定)
契約料 無料
利用料(月額)
基本プラン(自主+地上) 960円
多chプラン(自主+地上+BS+CS) 3,780円
通信サービス インターネットサービス(光インターネット)
業務開始予定 平成23年4月1日
(注)
 FTTH(Fiber to the Homeの略)方式とは、有線放送事業者のヘッドエンド(局舎)から利用者宅まで光ファイバーケーブルを引き込む方式。
 FTTH方式は、現在主流のHFC方式(Hybrid Fiber Coaxの略:ヘッドエンドからノードまでの幹線部分に光ファイバーケーブルを利用し、同軸ケーブルで利用者宅に引き込む方式。)と比べて、一般的に整備コストは高くなりますが、伝送路上の落雷等による障害に強く、保守も容易となることから保守管理コストは低く抑えることが可能です。また、インターネット等のデータ通信の高速化(最大100Mbps程度)が可能となります。

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