総務省北陸総合通信局(局長 齊藤 一雅(さいとう かずまさ))は、株式会社パステルラボ(代表取締役社長 伊藤 数子(いとう かずこ))が開発した「ユニバーサル電話対応力向上システム」を下記のとおり視察します。
「ユニバーサル電話対応力向上システム」は、企業や自治体のコールセンターにおいて、障害のある方への電話対応サービスを向上させるための電話対応研修システムとして、株式会社パステルラボが、独立行政法人情報通信研究機構(理事長 宮原 秀夫(みやはら ひでお))の「チャレンジド向け通信・放送役務提供・開発推進助成金(情報バリアフリー事業助成金)」の助成(平成20年度及び同22年度)を受けて、開発したもので、総務省の地デジコールセンターなどに導入されています。
北陸総合通信局では、株式会社パステルラボの取組が、高齢者や障害者に優しい社会づくり、高齢者や障害者が生き甲斐をもって参画し易い社会づくりに貢献する取組であること、また、この先進的なICT利活用モデルが独立行政法人情報通信研究機構の助成により開発されたものであり、その成果の普及を促進することが期待されていることなどから、助言や周知広報等を通じて、支援と協力を行うこととします。
なお、本システムの今後の取組として、株式会社パステルラボでは、より多くの分野で、より簡便に利用することができるようにするため、同システムのクラウドサービス化を検討しており、その取組にも大きな関心と期待が寄せられています。
※株式会社パステルラボ
本社:石川県金沢市玉川町11-25 TEL 076-260-1177
http://www.pastellabo.co.jp/
記