総務省北陸総合通信局(局長 齊藤 一雅(さいとう かずまさ))は、金沢大学理工研究域機械工学系 山越研究室(教授 山越 憲一(やまこし けんいち))及び北陸情報通信協議会(会長 永原 功(ながはら いさお) 北陸経済連合会会長)との共催により、企業及び報道機関を対象とした金沢大学山越研究室の視察会を下記のとおり開催します。
山越教授は、家庭調度(ベッド、お風呂、トイレ)に内蔵された非侵襲(しんしゅう)・無拘束・無意識型生体計測システム(心電図、呼吸、血圧、姿勢等の生体データをモニタリング)とICTネットワークを融合させることにより、患者や家族に負担を与えることなく、地域の医療機関や訪問看護機関が患者の健康状態を見守ることのできる「健康で安心な地域づくり」をめざす『ヘルスケア・スマートタウン構想』を提唱しており、その取組が行政、医療機関、企業等から注目を集めています。
また、総務省では、平成21年度ユビキタスタウン構想推進事業、さらに、平成22−23年度「戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)」により、山越教授の同構想に繋がる研究開発、フィールド試験等を支援し、現在、その成果は、射水市民病院と宮崎県都城市の社団法人八日会藤元早鈴病院などに導入されています。
北陸総合通信局では、同構想が大きな社会的意義を有することから、山越教授とともに同構想の広報・PRに取り組み、支援と協力を呼び掛けるなど、全国展開(社会実装)を目指したプロモーションに取り組んでいくこととしています。
本視察会は、北陸地域の企業及び報道機関の方々に同構想の意義を広く理解していただくとともに、支援と協力を呼び掛けるために開催するものです。
記
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<参考資料>
当局ホームページ最新情報「自宅が人間ドック、暮らすだけで病気を予防、毎日の生活の中で健康を見守る『ヘルスケア・スマートタウン構想』―同構想を提唱する金沢大学山越研究室を齊藤局長が訪問し、意見交換」(平成24年9月19日)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/saishin/2012/shin120919.pdf