記
【北陸管内の採択課題(ICTイノベーション創出型研究開発)】
研究開発課題名 | 機関名 | 研究代表者 |
「聞き耳」型補聴システムの研究開発 | 北陸先端科学技術大学院大学 | 鵜木 祐史(うのき まさし) |
(参考)
1 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)とは、情報通信技術(ICT)分野の研究開発における競争的資金です。総務省が定めた戦略的な重点研究開発目標を実現するために、ICTにおけるイノベーションの創出、研究者や研究機関における研究開発力の向上、世界をリードする知的財産の創出などを目的として、独創性や新規性に富む課題の研究開発を委託する事業です。
2 ICTイノベーション創出型研究開発は、国として今後取り組むべき現時点の課題を分類及び整理した「研究開発戦略マップ」において、イノベーションを創出する独創性や新規性に富む研究開発課題の提案に対して研究開発を委託するものです。
3 SCOPEとは、Strategic Information and Communications R&D Promotion Programmeの略です。
4 競争的資金とは、研究資金の配分機関が広く研究開発課題を募り、専門家を含む複数の者による科学的・技術的な観点を中心とした評価に基づいて、提案された課題の中から実施すべき課題を採択し、研究者等に研究開発資金を配分する制度です。
別紙
プログラム名 | 全国 | 北陸管内 |
ICTイノベーション創出型研究開発 | 30件 | 1件 |
若手ICT研究者等育成型研究開発 | 23件 | 0件 |
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
「聞き耳」型補聴システムの研究開発 | 鵜木 祐史 (北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科准教授) |
赤木 正人 宮内 良太 森川 大輔 (北陸先端科学技術大学院大学) |
本研究課題では、補聴システム自体が人に代わって音環境ディバイドを把握し、その影響によって低下した音声の明瞭性・了解性を向上させるしくみ(音声回復処理)を構築する。次に、音声回復処理をした上で、聴取時の注意の推定と注意を誘発するためのしくみを補聴システムに組み込む。このような音環境と人の親和性が高い音情報呈示技術(「聞き耳」型補聴システム)を確立することで、安心・安全なユビキタス音声コミュニケーションを提供する。 | 1年 |