報道資料
平成26年12月5日
北陸総合通信局
「実践的サイバー防御演習(CYDER(サイダー))」を開催
−総合力の高い情報システム管理者の養成に向けて−
総務省では、官公庁や大企業等を狙ったサイバー攻撃が増加していることを受け、官公庁・大企業等のLAN管理者のサイバー攻撃への対応能力向上のため、実践的サイバー防御演習(CYDER※1)を12月11日(木)及び12日(金)、石川県能美市の石川ハイテク交流センターにおいて開催します。
今年度の演習は7回開催していますが、うち6回は東京で開催しており、最後の開催となる7回目の本演習が唯一の地方開催となります。
※1 CYDER:CYber Defense Exercise with Recurrence
1 背景
昨今、官公庁や大企業等を狙った標的型攻撃※2等の新たなサイバー攻撃は、ますます巧妙化・複合化する傾向にあり、機密情報の漏えい等の被害は甚大なものとなっています。新たなサイバー攻撃に関する対策は、攻撃手法の解析が困難であることや攻撃を受けた後の対応が確立されていないこと、LAN管理者の対処能力が不足していることが指摘されている等、充分とは言えない状況です。
このような状況を踏まえ、総務省では、官公庁・大企業等のLAN管理者のサイバー攻撃への対応能力の向上を目的として、職員数千人規模の組織内ネットワークを模擬した大規模環境を用いた実践的なサイバー防御演習を開催しています。
※2 標的型攻撃:特定の組織や個人を標的に複数の攻撃手法を組み合わせ、執拗かつ継続的に行われる攻撃
2 概要
- 日程:平成26年12月11日(木)及び12日(金)
- 会場:石川ハイテク交流センター(能美市旭台2丁目1番地)
- 参加者:石川県、北陸電力株式会社、住友生命保険相互会社、株式会社ケイ・オプティコム、朝日放送株式会社ほか民間企業等のLAN管理者10チーム
3 演習プログラム
- 11日(木)
9:30〜11:30 講義
12:25〜19:00 実習
- 12日(金)
12:00〜16:00 グループワーク、クロージング
4 参考
(1)実践的なサイバー防御演習の詳細は
別紙1のとおりです。
(2) 本演習の開催に併せ、北陸先端科学技術大学院大学高信頼ネットワークイノベーションセンターでは、12日(金)に「ネットワークセキュリティ石川2014」を開催します。(詳細は
別紙2のとおり)
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