報道資料
平成27年7月8日
北陸総合通信局
北陸地方非常通信協議会
全国初の海上通信を介した非常通信訓練の実施
北陸地方非常通信協議会(会長:星 克明(ほし かつあき)(北陸総合通信局長))は、全国初の海上通信(漁業無線)を介した自治体間の非常通信訓練を次のとおり実施します。
- 目的
この訓練は、災害想定の下で、広域通信が可能な漁業無線システムの特性を活用した通信ルートの検証を行うとともに、関係機関との連携により非常災害時における通信の円滑な実施の確保を図り、さらに訓練参加者の非常通信に関する認識の向上を図ることを目的としています。
- 日時
平成27年7月22日(水)13:45から
- 参加構成員(順不同)
第九管区海上保安本部、富山県、石川県、福井県、輪島市、小浜市、北陸漁業無線協会
- 概要
・ 災害想定:能登半島沖で直下型地震が発生し、輪島市において震度6強を観測。
・ 訓練の条件:富山県、石川県及び福井県嶺北地方において、電気通信事業者が提供する通信設備は、輻輳等のため使用困難。また、能登半島において、地域衛星通信ネットーワークや警察及び電力会社の自営通信網(地方非常通信ルート)は、破損等のため使用不可能。
・ 訓練ルート:輪島市役所 ↔ 石川県庁。(別紙
のとおり)
【参考】北陸地方非常通信協議会とは
北陸地方非常通信協議会は、北陸地方における非常通信の円滑な運用を図ることを目的に、昭和39年12月に設置され、北陸管内の国の機関や地方公共団体、放送事業者、電気通信事業者、電力会社など、142の防災関係機関により構成されています。
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