報道資料

平成27年9月25日
北陸総合通信局

「電波利活用セミナー」を開催

−「位置情報を活用した鳥獣被害防止対策システムへの取組」−
 北陸総合通信局(局長 星 克明(ほし かつあき))は、北陸情報通信協議会(会長 久和 進(きゅうわ すすむ)北陸経済連合会会長)との共催により、下記のとおり「電波利活用セミナー」を開催します。
 近年、野生鳥獣による農作物被害や人身被害の増加が社会問題になっていることから、本セミナーでは、鳥獣被害防止対策の行政の取組、神奈川県の先進取組事例などについて説明や紹介を行います。

  1.  日時  平成27年10月19日(月)13時30分から16時30分まで
  2.  場所  石川県政記念しいのき迎賓館(石川県金沢市広坂2丁目1番1号)
  3.  主催  総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会
  4.  後援  農林水産省北陸農政局
  5.  プログラム  別紙のとおり
  6.  定員  70名(入場無料、どなたでもご参加いただけます。)
  7.  申し込み方法等
  8. (1) 北陸情報通信協議会のホームページ(http://www.hokurikutelecom.jp/)より10月15日(木)までにお申し込み下さい。
    定員になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。
    (2) 個人情報については、今回のセミナーの参加に関する手続きのみに使用し、第三者に開示・提供・預託は行いません。

       <お問い合わせ先> 
         北陸総合通信局 無線通信部 企画調整課
          電話:076-233-4470(土・日・祝日を除く8時30分から12時、13時から17時)

     

連絡先
無線通信部企画調整課
担当:久保田、辻
電話:076−233−4470
FAX:076−233−4489
E-mail:freq-hokuriku_atmark_soumu.go.jp
※ スパムメール対策のため「@」を「_atmark_ 」と表示しております。送信の際は「@」に変更してください。

 

電波利活用セミナープログラム

 
と き 平成27年10月19日(月)  
ところ 石川県政記念しいのき迎賓館 3階「セミナールームB」

 

13:00〜  

13:30〜13:40 主催者挨拶 北陸総合通信局長 星 克明


1
13:40〜14:10 演題 「北陸地域における鳥獣被害防止対策の現状と課題について」
講師 農林水産省 北陸農政局 農村振興部 農村環境課
    鳥獣被害指導係長 田中 聡 氏
概要 野生鳥獣による農作物の被害状況についての現状と課題等について、「鳥獣被害防止特措法」「鳥獣被害防止総合対策交付金」などの制度、支援策を中心に説明する。


2
14:10〜14:40 演題 「神奈川県における電波発信器を活用したニホンザルの管理と被害対策」
講師 神奈川県自然環境保全センター
    自然保護公園部 野生生物課
    ワイルドライフ・レンジャー 坂口 裕佳 氏
概要 ニホンザルの被害防除対策や個体数調整等の保護管理事業の科学的指標に資するため、神奈川県内に生息している各群れ(22群1集団)の個体に電波発信器を装着し実施しているモニタリング調査(個体数、行動域等)について紹介する。

14:40〜15:00 機器展示


3
15:00〜15:30 演題 「GPSを活用した鳥獣被害対策用動物位置検知システムについて」
講師:株式会社サーキットデザイン
    取締役営業部長 永田 修 氏
概要 イノシシ、シカ、サル等による鳥獣被害対策のため、正確な動物の位置情報が得られる小型GPS首輪発信器を活用した動物の位置検知システムについて紹介する。


4
15:30〜16:00 演題 「銃猟の効率化に寄与する猟犬検知システムについて」
講師 古野電気株式会社 システム機器事業部
    企画室 担当課長 古野 直樹 氏
概要 「狩猟の現場で利用されている無線機の現状とその必要性」、「猟犬検知システムにおける課題と今後の対策/展望」等について説明する。


5
16:00〜16:30 演題 「150MHz帯電波を用いた野生動物の効果的な生態調査技術の開発」
講師 富山県立大学 名誉教授 岡田 敏美 氏
概要 150MHz帯電波を用いて、できる限り多くの鳥獣の位置を、速やかに正確、かつ広域にわたり検知する技術について、平成26年度に実施された北陸総合通信局主催の調査検討会の調査結果を紹介し、今後の展望を述べる。

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