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報道資料

平成27年10月21日
北陸総合通信局

「G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール」一次審査結果

〜 学生のユニークで夢のあるアイデアが集まる 〜
 北陸総合通信局(局長 星 克明(ほし かつあき))は、北陸情報通信協議会G空間×ICT街づくり推進部会(部会長 飯島 泰裕(いいじま やすひろ)(金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 客員教授))と共催で、平成27年7月7日から平成27年9月30日の間、学生を対象にG空間情報(地理空間情報)やICT(情報通信技術)を活用した『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』の提案を募集しました。
 今般、応募のあった21件の提案について、一次審査を行った結果、下記のとおり入賞提案が決定しました。
 今後、平成27年11月28日(土)に開催する『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』最終審査会において、入賞提案のプレゼンテーションを行い、G空間×ICTグランプリと北陸総合通信局長賞、奨励賞、シビックプライド賞を決定することとしています。

  1.  入賞提案
      別紙のとおり

  2.  一次審査の基準
      ○地域性
       北陸3県内の具体的な地域・産業・文化などのアイデアであるか。
      ○新規性・独創性
       今までにない斬新なアイデアであるか。従来のサービスの価値を破壊するような独創性があるか。
      ○適合性
       G空間情報及びICTを活用したものであるか。
      ○実現性
       普及や実現するための具体的な内容となっているか。

  3.  今後の予定
       『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』最終審査会
       日時:平成27年11月28日(土) 午後
       場所:石川県野々市市扇が丘7-1
            金沢工業大学 12号館 「イノベーションホール」

    ※最終審査会の詳細は、別途報道発表を予定しております。

<参考> 関係報道発表
“北陸のまちづくり”をテーマに学生からアイデアを募集!(平成27年7月7日発表)

 
※ G空間情報とは「地理空間情報技術」(=Geotechnology)の頭文字のGを用いた、「地理空間(情報)」の愛称。「G空間情報」と同義で用いられることの多い「地理空間情報」については、地理空間情報活用推進基本法において、 空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報とそれに関連付けられた情報と定義。

 

連絡先
情報通信部情報通信振興室
担当:岡本、蟹
電話:076−233−4430

入賞提案

※提案は受付順で記載。また、「◎」は提案代表者

○賢いバス停
 
学校名 金沢工業大学
グループ 金沢工業大学バスストッププロジェクト
提案者名
及び学年
高倉正道(4年)◎
油野凌真(3年)
提案概要 バス停と会話をすることにより、道案内や乗り換え、近くのお店の情報が聞ける。事前に子供の顔を登録しておくと、バス停と会話したとき親に通知がいく見守りシステムや災害時にイラストと地図で外国人でもわかりやすい避難指示を表示する。


○上空・地上からの土砂災害監視による避難警報システムの開発
  〜地理空間情報の活用による土砂災害対策支援〜
 
学校名 福井工業高等専門学校
グループ 福井工業高等専門学校 辻野研究室(空間情報工学研究室)
提案者名
及び学年
見寺勇人(専攻科2年)◎
澤田直也(専攻科2年)
石坂孝佑(本科5年)
野中貴広(本科5年)
加藤黛花(本科5年)
提案概要 災害に強いまちづくりとして、土砂災害対策支援技術の提案。
(1)衛星画像を用いた山間部における既往の斜面崩壊箇所の検出。
(2)地質、植生など各種の地理情報を活用した斜面崩壊の特性分析と危険箇所を絞り込み。
(3)国土地理院の基盤地図情報を活用した道路寸断などの監視。
(4)危険箇所・渓流のWebカメラによる監視とICTを活用した避難情報伝達。


○ばすらぶ!
〜北陸という名のかがやき〜
 
学校名 富山県立大学
グループ 富山県立大学 鳥山研究室
提案者名
及び学年
中川恵美(4年)◎
稲場美央(4年)
高田智樹(4年)
提案概要 初めて北陸を訪れた人が、バスを使って観光地を移動するときに使うスマートフォンのアプリ。目的地を入力するだけで、その時点から最短時間で到達可能な経路を検索し、バス停までの道順・到着予定時間を表示する。以降、目的地到着まで、バスの路線・乗り換え・料金情報、到着予定時間などの情報を必要に応じて表示しながら案内する。


○ G空間情報を利用した街コン支援システム
 
学校名 福井大学
グループ 福井大学 橘研究室
提案者名
及び学年
浦山康洋(博士後期課程2年)◎
小柳裕樹(博士前期課程2年)
畑中崇志(博士前期課程2年)
提案概要 G空間情報を利用して街コン参加者を支援するシステム。GPSで取得した各街コン参加者の現在位置が地図上に表示。事前に登録された各参加者の情報(年齢,趣味など)を確認できる。これにより街コン参加者は、広い街コン会場から趣味の合う相手やまだ出会えていない相手、マッチングによって選ばれた相手などを容易に発見できる。


○ ヒマナビ
 
学校名 北陸先端科学技術大学院大学
グループ 北陸先端科学技術大学院大学 吉高研究室
提案者名
及び学年
泉山仁志(博士前期課程2年)◎
平瀬貴文(博士前期課程2年)
藤尾雅人(博士前期課程2年)
提案概要 アプリの使用者があらかじめおすすめの店やスポットなどを登録し、共有。
アプリに空き時間を入力するだけで、空き時間に行くことができる近隣の店やスポットの場所が表示される。
「ヒマつぶし」スポットの提示で空き時間の有効活用とQoL向上。

 

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