報道資料
平成28年4月4日
北陸総合通信局
FM補完中継局に予備免許
北陸総合通信局(局長 星 克明(ほし かつあき))は、北陸放送株式会社(代表取締役社長 京村 英二(きょうむら えいじ))から免許申請のあったFM補完中継局(MRO金沢FM)に対して、本日、予備免許を付与しました。
本中継局は、同社のAMラジオ放送の外国波による混信や電気ノイズなどによる都市型難聴への対策を目的とするものです。
記
【FM補完中継局】
FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるよう、FM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。
注:外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。
申請者 |
北陸放送株式会社 |
放送区域及び
放送区域内の世帯数
|
石川県の一部
33.3万世帯(申請による)
※放送エリアは別紙2のとおり |
送信所
設置場所 |
石川県野々市市押野 |
指定事項 |
工事落成期限 |
平成29年3月3日 |
電波の型式、周波数 |
F8E 94.0MHz |
空中線電力 |
1kW
最大実効輻射電力 2.2kW |
運用許容時間 |
常時 |
本放送開始予定日 |
平成28年8月頃
(注:本放送開始予定日は、変更になる場合があります。) |
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