記
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
笑顔で使えるブレイン・マシン・インタフェースの研究開発 説明図-参考資料1 |
森重 健一 (富山県立大学) |
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これまでのブレイン・マシン・インタフェース(BMI)での、「笑うな」「目を動かすな」「身体を動かすな」といった多くの特殊な拘束条件をユーザに課すこと無く、かつ、短時間で脳活動の時系列信号を解読する手法により、ユーザが「笑顔」になっても、日常環境下で毎日使い続けられるBMIを研究開発する。 | 1か年度 |
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
ヘテロジニアスな分散処理システムにおける空間ビッグデータ処理の高速化技術の研究開発 説明図-参考資料2 |
荒木 光一
(五大開発株式会社)
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新保 泰輝
(石川工業高等専門学校)
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ハザードマップ作成や地形解析などでの利活用分野において、空間ビッグデータの高速化処理技術が求められている。そこで、組織内にある複数のコンピュータや、クラウドと組織内のコンピュータの併用など、スペックが異なるヘテロジニアスな分散処理システムであっても、各コンピュータの処理時間を平準化して高速化するための処理時間予測手法と、その予測によるデータ分割手法による空間ビッグデータ処理の高速化技術を開発する。 | 1か年度 |
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
レーザーカオス光を用いた、高安定、広帯域サブテラヘルツ波源及び金属V溝による超集束効果を用いた高感度検出装置の研究開発 説明図-参考資料3 |
纉 史欣 (福井工業大学) |
谷 正彦
栗原 一嘉 山本 晃司 (福井大学) |
情報の高速伝送、高密度化が可能となる電波の高周波化のために、近距離での接触型の高速通信機器用に、THz波帯域において小型、簡便で安価、高安定、高感度な0.1〜1THz領域のサブTHz波帯発生および検出技術の確立を目的とする。 空間的コヒーレンスを元のレーザーと同等に保ったまま、縦多モード化し光スペクトルが100倍程度拡大する上、同時に多モードが発生するレーザーカオス光を用いてTHz波の安定化を目指す。更に、送信側および受信側の光伝導アンテナに金属V溝導波路を用い、超集束効果により発生効率および検出感度を向上させ、出力が小さい欠点を克服する技術の確立を目指す。 |
1か年度 |
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
トイレ排泄生理現象データを活用したクラウド健康ネットワーク技術に関する研究 説明図-参考資料4 |
中島 一樹 (富山大学) |
長田 拓哉
(富山大学付属病院) 松橋 孝人 金山 義男 川端 実 太田 法幸 (NECソリューションイノベータ株式会社) |
生理現象である排泄は、データ収集・解析が極めて遅れている。これは対象が不潔であることによる測定機器開発の遅れが原因である。本研究では安価で簡便なセンサを便座に取付け、非接触に排泄量を自動測定するセンサシステムを開発する。また解析用のデータベースを構築し、これに測定データを収集・格納した排泄ビッグデータを活用するクラウド健康ネットワーク技術に関する研究を実施する。生理情報のビッグデータに排泄ビッグデータを付加することにより、疾病の早期発見・早期治療や疾病の予防精度を大きく向上させ、医療費削減に資する。 | 1か年度 |
高機能センシングと個人情報活用による独居高齢者の安心・安全・快適なコミュニティ創造 説明図-参考資料5 |
松本 三千人 (富山県立大学) |
鳥山 朋二 岩本 健嗣 (富山県立大学) 竹ノ山 圭二郎 炭谷 靖子 宮嶋 潔 (富山福祉短期大学) |
高機能センシング、状態識別技術を使用した見守りシステムを在宅高齢者宅に設置し、得られる行動データと健康や生活に係る個人情報(レセプトデータ)を活用して、健康な生活を維持するための情報を高齢者に提供する機能、及び行動データから緊急事態を検知し、救命に必要な情報を電子化した命のバトンに送信するとともに、地域コミュニティを活用し、ローカルコールセンタを通じて消防本部等へ緊急出動要請を行う機能を経済的に提供できる仕組みを構築する。 | 1か年度 |
発達障害児者の個人特性に応じた教育支援システムの開発研究 説明図-参考資料6 |
小越 咲子 (福井工業高等専門学校) |
斉藤 徹
高久 有一 (福井工業高等専門学校)
小越 康宏 (福井大学)
石上 晋三 (ミテネインターネット株式会社) 淺原 雅浩 三橋 美典 (福井大学) |
本研究では、発達障害児者の個人特性に応じた教育支援を行うICTシステムの開発を行う。個人特性を把握するために、発達障害児の特徴を日々の学校内、家庭内、地域内での行動履歴・生体情報・学習情報を蓄積し、蓄積されたビッグデータから、支援プランを導き出し、個人の特性にあわせた支援を提供する。本研究により(1)脳科学と情報科学の手法と知見を活用すること、(2)学校・家庭・民官の専門機関の連携・協働による大局的なデータを用いた解析を行うことで、今までにない、個別ニーズに応じた即時的動的教育支援が可能となると考えられる。 | 1か年度 |