報道資料
平成28年11月21日
北陸総合通信局
「北陸防災情報通信セミナー」を開催
〜 熊本地震から見えた課題と無線LAN・係留気球による通信確保 〜
総務省北陸総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、北陸情報通信協議会(会長 久和 進(きゅうわ すすむ)北陸経済連合会会長)とともに、主に国、自治体などの防災関係機関、電気通信事業者、放送事業者といった方々を対象に「北陸防災情報通信セミナー」を下記のとおり開催します。
セミナーでは、はじめに、金沢大学の宮島昌克教授が本年4月に発生した熊本地震の被害の特徴と課題について講演します。続いて、無線LANビジネス推進連絡会の中井大副委員長が東日本大震災を教訓に大規模災害時に誰でもつなぐことができるWi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」とその使用事例について、ソフトバンク株式会社の中島潤一担当部長が携帯電話基地局設備を積んだ係留気球による通信確保をはじめとした自社の災害対策について、講演します。
会場では、災害時に北陸総合通信局が地方公共団体や災害復旧関係者に貸し出しする簡易無線機等による通話が体験できます。
北陸総合通信局では、今後とも関係機関と協力して、災害時における通信の確保に取り組んでいきます。
記
- 日時 平成28年12月8日(木)13時30分〜16時30分
- 場所 KKRホテル金沢 3階 鳳凰A
(石川県金沢市大手町2−32)
- 内容 案内のチラシはこちらから
【講演1】 「熊本地震による被害の特徴と今後の課題」
講師 金沢大学 理工研究域 環境デザイン学系 教授
宮島 昌克(みやじま まさかつ)氏
【講演2】 「いのちをつなぐ災害時Wi-Fi「00000JAPAN」について」
講師 無線LANビジネス推進連絡会 運用構築委員会 副委員長
(株式会社ビーマップ 事業推進本部 ワイヤレス・イノベーション事業部 担当部長)
中井 大(なかい ひろし)氏
【講演3】 「ソフトバンクの災害対策と係留気球」
講師 ソフトバンク株式会社 ソリューション研究部 担当部長
中島 潤一(なかじま じゅんいち)氏
【災害対策用移動通信機器の通話体験】
北陸総合通信局では、災害発生時の通信手段を補完するため、地方公共団体や災害復旧関係者等に対し、簡易無線機、MCA無線機、衛星携帯電話を無償で貸与しています。
セミナー会場において、簡易無線機及びMCA無線機を展示、実際の通話が体験できます。
- 定員等
100名 参加無料(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
- 申込方法
団体名、役職、氏名、連絡先電話番号又はメールアドレスを明記の上、下記宛にFAX又は電子メールにより、12月5日(月)までにお申し込みください。
いただいた個人情報は、本セミナーに係る受付整理及び連絡用としてのみ使用いたします。
【申込先】北陸総合通信局無線通信部陸上課
FAX:076−233−4434
電子メール:rik-hijoukyo_atmark_soumu.go.jp
※スパムメール対策のため「@」を「_atmark_ 」と表示しております。
送信の際は「@」に変更してください。
- 主催
総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会
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