記
1 採択通知書の交付について研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
地域高齢者の健康と生活空間の見守りを支援するe-テキスタイル技術を用いた歩容センサークラウドシステムの研究開発 (説明図 参考資料1 ![]() |
佐藤 進 (金沢工業大学) |
河並 崇
(金沢工業大学)、 石上 晋三 (ミテネインターネット株式会社)、 増田 敦士 帰山 千尋 (福井県工業技術センター)、 小林 康博 (株式会社金沢エンジニアリングシステムズ) |
超高齢化社会が進む中、健康寿命の延伸を目的とした様々な研究や施策が実施されているが、検診やイベントなどの呼びかけに積極的に応じる高齢者は限定的であることが多く、日常生活の中で自然に無理なくデータを収集できるICT・IoT技術への期待は大きい。 本研究開発では、「eテキスタイル技術」を使用した織物形状の薄層で柔軟なテキスタイルセンサーを利用した「歩容(歩き方の特徴)センサー」とクラウドシステムを連携させることにより、普段の日常生活活動から、歩数計だけでは評価できない歩き方の老化度や疲労度、健脚度、または生活空間(活動範囲)や見守り支援を可能とする「地域高齢者の健康および見守り支援機能を有するICTシステムインフラ」の開発を目指す。 |
1か年度 |
感染予防管理にIoT/BD/AIを活用し、WHOが推奨する手指衛生を遵守する研究開発 (説明図 参考資料2 ![]() |
岩崎 博道 (福井大学) |
山下 芳範 飛田 征男 室井 洋子 (福井大学) |
医療者の手が伝播経路となる感染症に伝播経路を断つ対策は、医療者が適正かつ確実に手指衛生を実施することにつきる。手指衛生の怠慢は、耐性菌感染症を誘起する。入院中患者への耐性菌曝露へのリスクを減少させ、生命を守ることは医療の基本と考える。 2014年に医療機関の電波利用規制が緩和され、医療現場で電波の活用が可能となった。そこで本研究開発では、 ・電波を用いたIoTで手指衛生を検知 ・ビーコンで医療者を3次元空間測定し、位置、ベッド周辺動作、行動、姿勢を可視化 ・AI技術でWHOが求める手指衛生の5つのタイミングを推測 を順次進め、人の手が伝播経路となる院内感染予防に、困難であった手指衛生状況の可視化と帰還で遵守率を向上させ、院内感染を解決へ導く。 |
1か年度 |
研究開発課題名 | 研究代表者 | 研究分担者 | 概要 | 期間 |
散水融雪設備の効率的なグループ制御を行なう無線通信IoTシステムの研究開発 (説明図 参考資料3 ![]() |
中山 隆之 (山田技研株式会社) |
山田 忠幸
横山 和吉 徳永 透 (山田技研株式会社) |
冬季道路の融雪のために設置されている散水融雪設備を効率的かつ安価にグループ制御することを目的として、各々の融雪制御設備に特定小電力無線局を接続し、遠隔無線制御装置を開発する。また、地域に点在する融雪制御設備と無線通信するため、高台に設置する無線中継装置も新たに開発する。これらの装置とソフトウェアの新規開発により、各々の融雪設備と中央管理室とのネットワークが構築され、融雪運転を中央で遠隔集中管理できる無線IoTシステムを実現する。 | 1か年度 |