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報道資料

令和3年7月19日
北陸総合通信局

北陸新幹線福井・敦賀間のトンネルで開業から携帯電話が利用可能に
〜「電波遮へい対策事業」の補助金を交付決定〜

 総務省は、公益社団法人移動通信基盤整備協会から申請のあった電波遮へい対策事業(※1)について、令和3年7月19日付けで下記のとおり北陸総合通信局(局長 蒲生 孝(がもう たかし))管内の2事業に補助金の交付を決定しました。
 本事業は、北陸新幹線の敦賀開業までに携帯電話用中継施設等の整備完了を目指しており、完了後は、7つのトンネル内で携帯電話サービスの利用が可能となります。
 新幹線開業前における補助金の交付決定は、北陸総合通信局管内では初めてとなるもので、全国では、九州新幹線西九州ルートに次いで2例目となります。

事業対象
トンネル
事業(1) 北陸新幹線(福井〜越前たけふ)の4トンネル
 第1福井トンネル、第2福井トンネル
 第1鯖江トンネル、第2鯖江トンネル
事業(2) 北陸新幹線(越前たけふ〜敦賀)の3トンネル
 武生トンネル、脇本トンネル
 新北陸トンネル(東)(※2)
補助金額
(事業費)
事業(1) 補助金額 200,428千円(事業費 601,284千円)
事業(2) 補助金額 276,319千円(事業費 828,959千円)
サービス
提供事業者
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
楽天モバイル株式会社


※1 電波遮へい対策事業
電波が遮蔽される鉄道・道路トンネルや医療施設内において、移動通信用中継施設の整備を行う一般社団法人等に対して、国がその設置費用の一部を補助するもの。

※2 新北陸トンネルは、東側と西側を分けて整備する計画であり、今回の交付決定では、東側入口から約7kmまでの整備事業が対象。
 


連絡先
無線通信部陸上課
担当:片井かたい高森たかもり
電話:076−233−4480

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