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報道資料

令和7年10月6日
総務省沖縄総合通信事務所

読谷まつりにおいてAI同時通訳等のデモンストレーションを実施

〜多言語翻訳技術によるコミュニケーション支援・観光案内等を紹介〜
 総務省沖縄総合通信事務所(所長 森下 信(もりした しん))は沖縄県読谷村が主催する「読谷まつり」において、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した多言語翻訳システムを紹介します。
 沖縄県には多くの外国人観光客が訪れており、災害時の情報共有や観光案内等において「言語の壁」が課題となっています。
 今回の「読谷まつり」では、外国人の来場者の方々に向けて、AI同時通訳デモンストレーションや、方向によって特定の音声のみが強調して聞こえるスピーカーの展示、多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」の紹介をします。本取り組みを通じて、多言語対応の可能性について、広く皆さまにご理解いただくことを目指しています。

1.展示日時

 令和7年10月25日(土)14時から17時まで
 令和7年10月26日(日)11時から17時まで

2.場所

 読谷村総合運動広場(沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2976番地)
 実施場所:会場内 FMよみたん中継車 横

3.主催等

 主催:総務省沖縄総合通信事務所
 協賛:読谷村、国立研究開発法人情報通信研究機構、
    一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)沖縄地区協議会
 後援:沖縄情報通信懇談会

4.主な内容

(1) AI同時通訳システムのデモンストレーション
   AIを活用し一文より短いチャンクと呼ばれる意味的なまとまりを次々と見つけ出して翻訳し、その結果を音声合成することで、高速で正確な同時通訳が可能です。 本デモンストレーションでは、発信者が話した言語を他の3言語に同時通訳し、合成音声とともに、画面にテキストを表示します。
(2) 音声マルチスポット再生スピーカーの展示
   方向によって特定の音声のみが強調して聞こえるようにすることができる本技術により、多言語や各種情報を必要な人に迅速かつ的確に伝達可能な音声マルチスポット再生スピーカーを展示します。
(3) 多言語音声翻訳アプリの紹介
   スマートフォンなどで簡単に使える多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」をご紹介します。このアプリを使うことで、外国人の方との円滑なコミュニケーションをサポートすることができます。「読谷まつり」当日は、外国人来場者の方々に向けて、このアプリを利用して、会場案内や出店でのやり取りなどを体験していただけるよう、積極的にご案内してまいります。

5.その他

 多言語翻訳技術を体験された方には、アンケートへのご協力をお願いする予定です。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします

6.関連資料

・国立研究開発法人情報通信研究機構オープンイノベーション推進本部(多言語翻訳技術)
・読谷まつり

連絡先
情報通信課 担当:吉村、津嘉山
電話:098−865−2320
E-mail:okinawa-renkei_atmark_ml.soumu.go.jp
※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。

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