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報道資料

平成25年3月26日
四国総合通信局

災害時等における被災伝送路の代替手段の確保
≪全国初の80ギガヘルツ帯高速無線伝送システムを免許≫

 四国総合通信局(局長:副島一則(そえじま かずのり))は、本日、株式会社STNet(エスティネット)から免許申請のあった80ギガヘルツ帯高速無線伝送システム(陸上移動局:2局)に対し、免許を交付しました。

 株式会社STNet(エスティネット)は、災害等で同社の電気通信事業用の光ケーブルなどが被災した場合にその代替手段として、本無線設備を活用することとしています。

 なお、80ギガヘルツ帯高速無線伝送システムは、平成23年12月13日に制度化されたもので、全国で初の免許となります。

【免許の概要】

免許人 株式会社STNet(エスティネット)
無線設備の移動範囲 徳島県、香川県、愛媛県及び高知県内(四国総合通信局管内)
周波数及び空中線電力 73.5ギガヘルツ  0.04ワット 及び 83.5ギガヘルツ  0.04ワット  の2局

(注意)80ギガヘルツ帯高速無線伝送システムは、光ケーブルに相当する1ギガビットパーセカンド以上のデータ伝送が可能な無線システムとして平成23年12月13日に制度化されたもので、河川・鉄道・入江等を横断する伝送路、島しょ・山間地域等の光ケーブルの敷設が困難な場合の伝送路の補完・代替、災害時等における臨時の回線構成及び屋外イベントでの高精細映像伝送等を可能とするものです。


連絡先
四国総合通信局 無線通信部 陸上課
担当:国本課長、白井上席電波検査官
電話:089-936-5066
ファックス:089-936-5008

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