報道資料
平成29年12月12日
四国総合通信局
災害に備え株式会社愛媛CATVの伝送路を二重化
≪「地域ケーブルテレビネットワーク整備事業」補助金の交付を決定≫
総務省は、平成29年度当初予算で措置された「放送ネットワーク整備支援事業 (地域ケーブルテレビネットワーク整備事業) ※」について、本日、株式会社愛媛CATVに対して、補助金の交付を決定しました。
同社は愛媛県松山市の本社(親局)と南宇和郡愛南町(子局)との間に放送用光ファイバーケーブルを敷設、愛南町向けにサービスを提供していますが、ケーブルが愛媛県津波浸水想定の浸水域を通過していることから、伝送路を二重化し大規模な地震の際に発生が想定される津波への対策を講じるものです。
具体的には、同社が放送用とは別に通信用に使用している光ファイバーケーブルが当該浸水域を迂回しているところ、新たに放送用の長距離伝送装置を子局に整備、これを通信用ケーブルに接続することにより、放送サービスの伝送路の二重化を図るものです。
これにより、同町の加入者約7600世帯のうち約800世帯が親局からの放送サービスを利用しているところ、津波の発生等災害時においてもこれらの世帯向けの放送サービスが継続されることが期待されます。
表:【交付決定の概要】
団体名(事業主体) |
事業費(千円) |
補助金額(千円) |
株式会社愛媛CATV |
7,727 |
2,575 |
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