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報道資料

令和3年6月25日
四国総合通信局

高知県沖合で操業する漁船へ津波警報を伝達する無線局に免許
≪統合海岸局による全国初の津波警報システムの導入≫

四国総合通信局(局長:野水 学(のみず がく))は、高知県漁業協同組合(代表理事組合長:澳本 健也(おくもと けんや))から申請のあった漁業用海岸局3局に対して、本日付けで無線局の免許を行いました。統合的に運用されるこれらの海岸局は、津波警報等の緊急情報を住民に伝達するシステムであるJアラートと接続し、南海トラフ地震等による津波警報発令時において、沖合で操業する漁船に対し、24時間人手を介さずに迅速かつ広範囲に警報を伝達できるものです。このような統合海岸局による津波警報システムの導入は全国で初めてとなります。
現在、沖合で操業する漁船に対して津波警報を伝達するためには、主に港ごとに沿岸に設置された海岸局から人手により無線連絡を行っていますが、港ごとに人手を介するため迅速性に劣り、また24時間対応は困難です。このため、高知県(知事:濱田 省司(はまだ せいじ))では、海岸局を高台に設置し、Jアラートと接続することにより、沖合で操業する漁船に対し、迅速かつ広範囲に津波警報を伝達するシステムの導入を検討してきたところですが、今般、海岸局の運用者となる高知県漁業協同組合から免許申請が提出されました。
審査の結果、電波法令に適合していると認められましたので、本日、免許を付与しました。
このシステムは、高知県漁業協同組合の通信所でJアラートから受信した津波警報を音声に変換し、県の防災行政用無線を通じて今回免許が付与された海岸局3局に中継の上、当該海岸局3局から沖合で操業する漁船に対して警報を伝達するものであって、24時間自動で対応可能となるものです。この結果、津波警報が、沖合で操業する漁船に対して迅速かつ広範囲に伝達されることが期待されます。
高知県及び高知県漁業協同組合では、無線局の運用開始に向け、漁業者への周知や訓練を行うなどの準備を進めていくこととしています。
【表:免許した無線局の概要】
免許人名
高知県漁業協同組合
無線局の種別及び局数
海岸局   3局
周波数及び空中線電力
27MHz帯  5W
設置場所
【送受信所】
高知県室戸市
高知県高岡郡佐川町(虚空蔵山)
高知県土佐清水市(葛篭山)
【通信所】
高知県高知市(高知県漁業協同組合)

連絡先
四国総合通信局 無線通信部 航空海上課
担当:前潟課長、竹本上席電波検査官
電話:089−936−5021
電子メール:shikoku-keitai_atmark_soumu.go.jp
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