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報道資料

令和5年8月8日
四国総合通信局

ICT技術セミナーin松山
<FIWARE×デジタルツインをテーマに「FIWAREの今を語る」>
を開催

四国総合通信局(局長:田口 幸信(たぐち ゆきのぶ))は、四国情報通信懇談会(会長:泉 雅文(いずみ まさふみ)四国旅客鉄道株式会社相談役)とともに、令和5年9月12日(火)にFIWAREとデジタルツインをテーマとしたセミナーを開催します。

1 開催趣旨

FIWAREはFI(Future Internet)WARE(SOFTWARE)の略で、スマートシティ※1等の取組の中でIoTセンサー等により取得されるデータを、国や自治体、企業等がそれぞれの枠組みを超えて効率的にデータ連携・活用可能とするためのデータ連携基盤技術のひとつとして、四国管内でも複数の自治体等において導入が進められています。そのような中、このデータ連携基盤に集められたデータを、近年注目されているデジタルツイン※2と連携させて活用する取組も進んでいます。例えば、電力の検針業務を効率化するためのスマートメーターのデータとAIを活用した分析により、宅配の不在配達回避や、高齢者見守りにおけるフレイル検知等への活用についての実証等が行われています。また、四国管内においても、地域のマンションへの画像AIカメラ設置サービスが開始され、様々な監視用途の他にも、データ連携基盤の活用による防災、見守り、人流予測等、様々なサービス創出の可能性に、地域の関心が高まっています。一方で、FIWAREとは実際にどういった技術で、どういったことが実現できるのでしょうか。また、デジタルツインと組み合わせることによって、どのような可能性が見えてくるのでしょうか。
本セミナーでは、四国でも多く活用されているFIWAREとデジタルツインに焦点をあて、研究者、企業、自治体等の立場の違いから見えてくる期待や課題等についても議論を行いながら、地域課題解決へのイノベーション創出について考える機会としていただくことを目的に、広く一般の皆様向けに講演とパネルディスカッションを実施いたします。
※1 内閣府によると『ICT 等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域であり、Society 5.0の先行的な実現の場』と定義されています。様々なデータを分野横断的に収集・整理し提供する「データ連携基盤」(都市OS)を軸にサービスが提供されます。
※2 IoTにより現実(フィジカル)空間の情報を取得し、サイバー空間内にフィジカル空間の環境を再現することで、サイバー空間上で現実空間の状況を把握したり、サイバー空間上での分析やシミュレーションを行った結果をフィジカル空間にフィードバックしたりすることが可能になります。

2 開催日時

令和5年9月12日(火) 13時30分〜17時00分 講演、パネルディスカッション
17時00分〜17時40分 情報交流会(現地会場のみ)

3 開催場所(ハイブリッド開催)

現地会場:愛媛大学 メディアホール(愛媛県松山市道後樋又10番13号)
オンライン会場:zoomウェビナーによるライブ配信

4 内容

第1部 基調講演
演題:「IoTやデータ基盤の分野において、プレイヤの主権と連携を同時実現するための分散連邦型システム構成技術:ブローカーやコネクタ技術を例に」
講師:東京大学 大学院情報学環 教授 越塚 登(こしづか のぼる)氏
第2部 事例紹介
1)演題:「さくらインターネットにおけるFIWAREへの取り組みのご紹介」
講師:さくらインターネット研究所
上級研究員 菊地 俊介(きくち しゅんすけ)氏
2)演題:「民間主導による受益者負担型ビジネスモデルによるスマートシティ」
講師:株式会社愛媛CATV 専務取締役 白石 成人(しらいし なると)氏
第3部 パネルディスカッション
テーマ:『FIWARE×デジタルツインをテーマに「FIWAREの今を語る」』
1)『高松市におけるFIWAREを活用したスマートシティの取組について 』
高松市 総務局 デジタル推進部 デジタル戦略課
課長 横山 光弘(よこやま みつひろ)氏
2)『新居浜市におけるFIWAREを活用したスマートシティへの取組について』
新居浜市 企画部 デジタル戦略課 課長 西原 誠(にしばら まこと)氏
3)『データ連携基盤活用に関する問題提起』
愛媛大学 大学院理工学研究科 電子情報工学専攻通信システム工学 教授
/ ICT研究交流フォーラム幹事 都築 伸二(つづき しんじ)氏
4)パネルディスカッション
コーディネーター
高知工科大学 地域連携機構 特任教授 / ナインレイヤーズ代表取締役社長
/ ICT研究交流フォーラム 幹事 菊池 豊(きくち ゆたか)氏
パネリスト
越塚氏、菊地氏、白石氏、都築氏、横山氏、西原氏

5 定員、対象及び参加費

定員:現地会場50名、オンライン配信最大500名
対象:どなたでも参加いただけます。
参加費:無料

6 主催等

主催・共催:四国総合通信局、四国情報通信懇談会、愛媛大学工学部
後援:四国経済産業局、愛媛県、四国経済連合会等(予定)

7 申込方法

参加を希望される方は、令和5年9月6日(水)までに、以下のURLの申込みフォームからお申し込みください。
※イベントは終了しました
※ フォームが表示されない等の場合は、件名を「ICT技術セミナーin松山 参加希望」として、ア 氏名、イ 所属・役職、ウ 連絡先(電子メールアドレス・電話番号)、エ 現地参加又はオンライン参加の別 を記載いただき、以下の送信先電子メールアドレスあてに、令和5年9月6日(水)までに送信してください。
【送信先電子メールアドレス】
shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp(四国総合通信局情報通信振興課)
(スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。)
※ 参加申込の際にお知らせいただいた個人情報については、本セミナーの運営のほか、今後、四国総合通信局が主催するセミナー等のお知らせに限り利用します。

連絡先
四国総合通信局 情報通信部 情報通信振興課
担当:西岡課長、杉浦上席企画監理官
電話:089-936-5061
電子メール:shikoku-seisaku_atmark_soumu.go.jp
(注意)スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「_atmark_」を「@」に変更してください。

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