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個人情報&セキュリティプライバシー編
~防ごう!悪用・詐欺被害・個人の特定~
13覚えやすい ID とパスワードを設定したら

学習のポイント

~パスワードはあなた以外の人が推測できないものに
IDやパスワードを聞き出そうとする人にも気をつけて~

事例13。突然、友人から、SNSでおれの悪口をばらまいているな、と言われて絶交されてしまった。ネットを見てみると、確かに自分のアカウントで悪口が書かれていたが、身に覚えが全くなかったので戸惑っていると、別の友人から、IDとパスワードを分かりやすいものにしていて、アカウントを乗っ取られたのでは、と指摘されるシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例13解説。僕、ハートきゅんが解説します。パスワードを忘れないように工夫するときは、他人に推測されにくいものにしましょう。スマホに覚えさせる方法もありますが、メモして大切に保管しておいてもいいかも。パスワードは1、2、3、4、5、6、などと順番にしたものや、自分のSNSなどで推測できるものだと、悪用しようとする人には気づかれてしまいます。制限が無ければ10けた以上で英数字や、記号を入れて工夫しましょう。また、IDやパスワードを誰かに教えるのも、ご法度です。自分の家の鍵を渡してしまうようなものですよ。

考えてみよう
パスワードが悪用されるトラブルはよく起きていますが、自分で教えたケースばかりではありません。
なぜ知られてしまうのか、知られたら何が起きるのか想像してみましょう。
AわかりやすいものはNG

名前や誕生日、自分の好きなものなど、簡単に予想できそうなパスワードはやめましょう。

B甘い誘いはワナの可能性が

アカウント名やID・パスワードなどの大切な個人情報を聞き出そうとする人には注意しましょう。

C友達やゲーム仲間でも

個人情報を目当てに近づいてくる人もいます。どんな人にも教えない!を徹底しましょう。

もっと詳しく
IDとパスワードさえ分かれば、誰でもアクセスできるように

ゲームやSNSのアカウント乗っ取り、ポイントやアイテムの盗難、勝手にショッピング、クラウドに保存した写真の盗み見や悪用など、IDとパスワードに関わる被害はさまざま。被害の予防には、SNSのプロフィールや投稿内容から推測できそうな言葉をパスワードに使わないことが重要です。さらに、万が一知られたときに被害を大きくしないために、パスワードの使いまわしは避けたいところ。

また、どんなに親しい人でもID・パスワードを教えてはダメ、他人のID・パスワードでのログインは絶対ダメ(不正アクセス禁止法違反)だということを肝に銘じましょう。

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