学習のポイント
ここから僕が解説します
※SNSとは、本統計では、通信(オンライン)ゲームを含み、届け出のある出会い系サイトを除いたもの。
※SNSに起因するとは、SNSを通じて面識のない被疑者と被害児童が知り合い、交際や知人関係等に発展する前に被害に遭ったもの。
※対象犯罪は、児童福祉法違反、児童買春・児童ポルノ禁止法違反、青少年保護育成条例違反、重要犯罪等(殺人、強盗、放火、不同意性交等、不同意わいせつ、略取誘拐、人身売買、逮捕監禁)、面会要求等及び性的姿態撮影等処罰法第2条から第6条に規定する罪(令和5年以降)
※令和5年7月12日以前の重要犯罪等は不同意性交等、不同意わいせつではなく、強制わいせつ及び強制性交等である。
(出所)警察庁「なくそう、子供の性被害。」より作成
※警察庁サイト「なくそう、子供の性被害。」もご覧ください。
写ったものから撮影場所が特定されることがあるので、投稿用の撮影には注意しましょう。
プライベートな情報の投稿前はよく考えて。「鍵アカ」などで特定の人とだけ共有する方法もあります。
SNSでのやり取りについて不安や違和感を感じたときは、必ず大人に相談しましょう。
誰でも見ることができるのがSNSの基本です。特定の人に公開するつもりであっても、写真に映りこんだものや訪れた店や地域など生活範囲が推測できてしまうという意識を持つ必要があります。また、事例❷にもあるように、長期間やりとりを続ければ初期の警戒心は段々薄れ、信頼感が生まれ、プライベートなことまで話すようになるのを見込んで近づいてくる人もいます。投稿・やりとりの先にある、脅迫・ストーカー・誘い出し・投資詐欺などの被害の可能性を忘れてはいけません。
「個人が特定できるもの・コトを公開しない」「非公開や短時間で消える場合でも投稿前にチェック」と共に、「ネットだけの友達には警戒を緩めず個人的な話は控え、少しでも気になったら距離を置く」ことを心に留めて。