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個人情報&セキュリティプライバシー編
~防ごう!悪用・詐欺被害・個人の特定~
15個人情報の再設定など不安をあおるメールに要注意!

学習のポイント

~身近なサービス名や会社名で届いたメールでも
アクセスする前に必ず公式サイトで確認しよう~

事例15。サービス運営会社から、セキュリティ強化のためにパスワードの再設定を促すメールが届いたので、メールに書いてあった設定サイトにアクセスして、現在のパスワードと新しいパスワードを入力した。その後、新しいパスワードでログインできなくなったため、運営会社に問い合わせたところ、そのメールは詐欺のものであって、アカウントが乗っ取られてポイントを使われてしまったシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例15解説。僕、ハートきゅんが解説します。偽サイトに誘導され、IDとパスワードを入力したことで、ポイントを盗まれてしまいました。詐欺に合わないためには、いつも利用しているサービスからのメールでも、個人情報など大切な情報の入力を求められたときは、サービスの公式サイトにそのことが記載されているはずなので、正しいURLからサイトに入って確認しましょう。特にIDや、パスワードの確認、料金の未払い、サービスの解約や退会などの連絡には注意が必要です。

考えてみよう
運営会社をかたり個人情報など大切な情報を入力させようとするメールは増える一方。
ウソを見抜き被害を避けるには、何に気をつけ、どんなことを心がければよいでしょう?
A疑わしいメールやメッセージ

身近な会社やサービスの名前で届いたメールでも、慌てずそこの公式サイトで必ず確認しましょう。

Bニセの対策アプリへ誘導

不安にさせ、その対策に怪しいアプリの導入をすすめてくるような手口に注意しましょう。

C不審なポップアップ

突然の「警告」や心当たりのない「当たり」のメッセージなどにはアクセスしないようにしましょう。

もっと詳しく
安全をエサに釣る、巧妙な“フィッシングの仕掛け”に要注意

友人を装ったり興味を引くことを示して詐欺サイトへ誘導するワンクリック詐欺もありますが、企業や行政機関などをかたり、安全性の確保を呼びかけるフィッシングの仕掛けが増えました。「普段よく利用しているから何かあったら大変!」という人の心理を悪用し、パスワードやカード情報などを盗む手口。メールやメッセージの具体例や対策が各社の公式サイトに掲載されているので、アクセスの前に確認するか、無視して削除しましょう。

その他、ファイルを暗号化し解除をネタに金銭を要求する「ランサム(=身代金)ウェア」、盗撮や犯罪に利用するための遠隔操作ウイルスなどの被害も発生しています。OSやセキュリティソフトの更新を忘れず安全な利用環境を!

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