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個人情報&セキュリティプライバシー編
~防ごう!悪用・詐欺被害・個人の特定~
14セキュリティのないフリー Wi-Fi を使っても大丈夫?

学習のポイント

~情報を盗むために設置した悪意のWi-Fiもある
安全に接続出来るWi-Fiスポットを利用しよう~

事例14。街なかを歩いているときに友人から、この近くであれば、無料で使えるワイファイがあると教えてもらったので、ラッキーと思って使った。その二人がいる近くの家で、そのワイファイを使ってやりとりされているメールの内容や、アクセス履歴などを、誰かがパソコンで抜き取っているシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例14解説。僕、ハートきゅんが解説します。自由に接続できるワイファイを不用意に使ったことで、大切な情報を盗まれてしまいました。自由に接続できるワイファイの中には、悪意で設置されたものもあるのです。正体不明のワイファイや本物になりすましたワイファイに要注意。みんなが知っている会社の名前を使ってなりすましている可能性もあります。フリーワイファイでは、不用意に自分の情報を入力しないなど、自分を守ることが大切です。知らないワイファイや、同じ名前で複数表示されるワイファイには接続しない。ブラウザでは鍵マークとURLを必ず確認する。僕との約束ですよ。

考えてみよう
Wi-Fi接続できる場所(スポット)が増えていますが、情報を盗み取るために設置された悪質なWi-Fiもあります。
安全に使うには、何に気をつければよいでしょう?
A悪意で設置されたWi-Fi

場所や名前などから怪しいと感じたWi-Fiには接続しないで。

B個人の情報を守るために

個人情報を入力するときはブラウザの鍵マークを必ず確認!

Cいざ!というときのために

いつもの身近な場所で信頼できるWi-Fiスポットを見つけておけば安心です。

もっと詳しく
ラッキー!が一転、個人情報の流出や悪用の恐れもある

自宅に無線LAN環境が作れるように、Wi-Fiのアクセスポイントは誰でも設置できます。Wi-Fiステッカー※2も参照して、知らない名前であるなど違和感のあるWi-Fiには接続しないようにしましょう。

出先でパスワード不要のWi-Fiを探す人がいますが、通信傍受やID・パスワードなどを盗むために設置する人もいることを思い出して!接続するWi-Fiの名前を確認することに加えて、自分の情報などを入力する際は、情報を盗み取られないように、ブラウザの鍵マークとURLを確認することも大切です。

※1:災害時には、Wi-Fiを無料開放する『00000Japan(ファイブゼロジャパン)』が実施されることもあります。利用の注意点もあるので調べてみましょう。
https://www.wlan-business.org/customer/introduction/feature

※2:公共施設や店舗などに貼ってある、Wi-Fiが使えることを示すステッカー。緊急災害時にも役立つので、身近なWi-Fiスポットを調べてみましょう。

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