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個人情報&セキュリティプライバシー編
~防ごう!悪用・詐欺被害・個人の特定~
16入力した個人情報が目的外に利用されて

学習のポイント

~アンケートやキャンペーンなどに限らず
個人情報の入力が必要な時は利用規約を必ずチェック~

事例16。友だちに勧められた性格診断サイトを利用するために、名前、生年月日、住んでいる地域、メールアドレスを入力して、表示された結果を見て楽しんでいたが、数日後から、登録した覚えのない広告メールが増えてきたので、もしかしてメールアドレスなどの個人情報がどこかに洩れているのでは、と、不安になるシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例16解説。僕、ハートきゅんが解説します。アプリなどで個人情報を入力すると大量の広告メールが届くようになることがあるんですね。どうしてでしょうか。実は、利用規約にはそういったことがあると書かれていたりします。知らずに登録してしまうと、身に覚えのないメールに悩まされてしまいますよ。中には利用規約の無いものもあるから、情報を入力する際には注意しましょう。

考えてみよう
個人情報を入力する場面は、性格診断や占いなどのアプリに限らず、アンケートに答えるとポイントなどがもらえるキャンペーンもあります。
“個人情報やプライベートな情報”の入力を求められた際に意識しておきたいことは?
A収集した情報で稼ぐ会社も

お金を稼ぐために、誰が何に興味があるのかという情報を集めている会社もあります。

B情報提供先の記述に注意

中には、利用規約などのわかりにくいところに情報の利用について書かれている場合もあります。

C大切な情報を提供する前に

本名などは、悪用されても変更できません。情報がどう使われるか送る前に再確認しましょう。

もっと詳しく
個人に関する情報へのアクセス許可や入力欄には要注意

新たなアプリやサービスを利用する際は、評価を読む、友人に聞く、保護者や信頼できる人に見てもらうなど、複数の方法で安全性を確認しましょう。アプリの場合、公式ストアを利用し、ダウンロード時に表示される「アクセス許可するもの」をチェック。アプリとは関係ない情報を求めているなどの不安があれば中止するのが賢明です。

また、利用登録時には個人に関する情報を入力しますが、氏名、住所、年齢、性別、メールアドレスなどが無断で、別の目的に使われたり悪質な業者に第三者提供されたりするリスクもないとは言いきれません。
登録情報の利用目的についても、しっかり読んで確認しておくことが大切です。

㊟本事例集では、青少年のインターネット利用の現状を鑑み、「個人に関する情報」も含めて「個人情報」として取り扱っております。

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