「JGN2plus四国連絡協議会セミナーin高松」を開催

 四国総合通信局は、平成22年9月29日(水曜日)、香川県高松市において、JGN2plus四国連絡協議会と共催で、「JGN2plus四国連絡協議会セミナーin高松」と題し、JGNの将来計画と遠隔医療について講演会を開催しました。

 セミナーは二部構成になっており、第一部では「新世代ネットワークのためのテストベッドJGN−X」と題して、今後の課題を踏まえたJGNの将来計画についての講演がありました。

 その後、第二部として、医療分野におけるICTの利活用事例である遠隔医療をテーマにした2つの講演がありました。まず、「JGNプロジェクトの遠隔医療の発展に果たした役割」と題し、愛媛大学とJGN2plusの回線を介した3D立体ハイビジョン映像伝送実証実験のデモンストレーションを交えた講演があり、続いて「遠隔地域・離島を包括する北海道南西地域の周産期医療支援環境構築について−現状と展望−」と題し、JGN2plusの回線を介した札幌医科大学からの遠隔講演がありました。

 会場では、遠隔医療に不可欠な人的ネットワークの構築についての質問や、JGN−Xの必要性に関する意見や要望も出され、約90名の参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

【参考】JGN2plusとは

 JGN2plusは、平成11年のJGN、そして平成16年のJGN2と継続的に発展を遂げてきた研究開発ネットワークの一つです。

 NICT(独立行政法人情報通信研究機構)が推進する新世代ネットワークの研究開発に加え、先進的なネットワークの研究開発・各種アプリケーションの実証実験をおこなうことができる、一般の研究者にも利用可能な開放された実験網です。

JGN2plus四国連絡協議会セミナーin高松の様子
JGN2plus四国連絡協議会セミナーin高松の様子

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