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愛媛県立松山南高等学校砥部分校の映像制作を支援(第1回)

 四国総合通信局及び四国情報通信懇談会は、映像コンテンツを利活用するための人材育成等を目的として、映像制作の研修会を開催しています。
 このたび、愛媛県立松山南高等学校砥部分校(以下、「砥部分校」)からの要請により、日本放送協会松山放送局の御協力を得て、愛媛県砥部町の過疎対策をテーマとする映像制作活動を支援しています。
 砥部分校では、砥部町からの依頼を受けて、広田地域への移住促進の映像制作に取り組んでおり、映像の力を地域の活性化により効果的に結びつけるために、番組制作の専門家からストーリー展開などについて学ぶ機会として、本研修会を開催したものです。
 平成28年1月28日(木)の第1回目の研修会には、日本放送協会松山放送局 放送部専任部長の松本 創太郎(まつもと そうたろう)氏を講師として派遣し、砥部分校グラフィックデザインコースから、生徒等12名の参加がありました。
 はじめに、生徒が3チームに分かれて制作しているアニメーションの構成などについて、各チームがプレゼンテーションを行いました。
 講師は、各チームからの説明を受けて、「まじめな題材でまじめな作り方をしても、なかなか視聴者には受け入れられないもの。視聴者に優しく伝えるためには、ストーリーにギャグなどを取り入れてみるのも良い方法である。」など、視聴者の立場を考えたストーリー展開について、専門家ならではのアドバイスがありました。
 また、生徒達がこれまでに作成した30枚近くに及ぶ絵コンテを一つ一つチェックしながら、「シーンが切り替わるところでは、視聴者が混乱しないストーリーの組み立て方が大切」、「作品の長さによっては、一連のストーリーの中で一部を切り捨てる勇気も必要」などのコメントがあり、生徒たちは、講師の説明に熱心に耳を傾けていました。
 次回の研修会では、様々なアドバイスを取り入れて制作した映像について、講師からより具体的な指導を受ける予定であり、完成度の高い映像作品となることが期待されます。

映像制作研修会の様子

 

松本(まつもと)講師による説明の様子

 
 

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