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第44回独立行政法人評価制度委員会 議事概要

日時

令和5年11月27日(月)15:00〜16:05

場所

中央合同庁舎2号館8階 第1特別会議室(ウェブ会議併用)

出席者

(委員)澤田道驤マ員長、原田久委員長代理兼評価部会長、長村彌角会計基準等部会長、金岡克己委員、栗原美津枝委員、島本幸治委員、高橋真木子委員、野ア邦夫委員、浜野京委員、河合晃一専門委員、清水剛専門委員、横田響子専門委員
(事務局)松本行政管理局長、武藤大臣官房政策立案総括審議官、谷口管理官ほか

議事

1. 令和5年度に中期目標期間が終了する法人に係る見込評価及び業務・組織見直し並びに中期目標の策定等について
2. 令和4年度に主務省令期間が終了した行政執行法人に係る効率化評価の結果について
3. 独立行政法人の令和4年度業務の実績に係る評価等の点検結果等について
4. 独立行政法人シンポジウムの開催について

配布資料

議事概要

(1)令和5年度に中期目標期間が終了する法人に係る見込評価及び業務・組織見直しについて、原田評価部会長より説明が行われ、審議の結果「意見なし」とされた。あわせて、主務大臣において令和5年度に中期目標が終了する法人の次期中期目標に盛り込むことを検討いただきたい点(留意事項)等が、「独立行政法人の中期目標の策定等について」として取りまとめられた。
審議における主な発言は以下のとおり。
・ 資料1冒頭、3段落目の1文に分かりやすく記載いただいたとおり、DXの推進や人材の確保・育成は重要な事項であるため、この点を留意した上で目標を検討いただきたい。
 
・ 目標を策定する際、主務省は法人との間で十分な議論を行い、法人の経営の在り方に関する今後の方向性を明確にしていただきたい。特に病院関係3法人については、環境が大きく変化している中で、現行の延長線上で目標を策定すると、経営の持続可能性について疑問が生ずる状況と思われるため、主務大臣の下で将来像をきちんと見通し、実現可能な目標及び計画を策定していただきたい。
 
・ 主務大臣は、目標や計画策定時には十分なガバナンスを効かせるとともに、実現可能性を考慮しつつ目標を明確化し、策定後には業務実績をモニタリングする、という一連のプロセスを、法人と十分にコミュニケーションをとりながら、主務大臣の責任の下で実施していただきたい。
 
(2)令和4年度に主務省令期間が終了した行政執行法人に係る効率化評価の結果について、原田評価部会長より報告が行われ、審議の結果「意見なし」とされた。
 
(3)独立行政法人の令和4年度業務の実績に係る評価等の点検結果等について、原田評価部会長より報告が行われ、「独立行政法人評価制度の運用に関する基本的考え方」(令和4年4月8日独立行政法人評価制度委員会決定)に掲げる視点等を踏まえた点検結果を中心に審議が行われた。
審議における主な発言は以下のとおり。
・ 資料3の最後の段落は、PDCAサイクルが年度単位で完結していないと適切な点検が実施できないという点を踏まえて、強めの書きぶりとしている点を御理解いただきたい。
 
・ 主務大臣においては、資料3の最後の段落にあるように、評価の実施時点での要因分析、改善方針及び改善方策の精査が途上であるときは、その旨を主務大臣評価に記載した上で、精査が完了する時期についても併せて記載いただきたい。
 
・ 年度評価で連続してC評定が付く場合は、構造的な問題であることも考えられるため、例えば目標そのものの見直しを検討するなど、主務省と法人で連携し、根本的な問題解決を図っていただきたい。
 
・ 幾つかの法人に不祥事事案が見受けられたことについて、どの法人も社会的な期待が大きいことから、対応状況を注意して見ていくことが必要である。法人における改善が着実に実行されるよう、各主務省において、しっかりとしたイニシアチブを発揮していただきたい。
 
(4)独立行政法人シンポジウムの開催概要について、事務局より報告が行われた。
 
 
以上
 
(文責:総務省行政管理局独立行政法人評価総括担当)
 (速報のため、事後修正の可能性があります。)

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