会見発言記事
野田総務大臣繰上げ閣議後記者会見の概要
平成29年11月2日
冒頭発言
お待たせしました。こんにちは、よろしくお願いします。
私の方から4点、報告させてください。
【労働力調査結果及び
家計調査結果】
まず、本日の閣議において私から、労働力調査結果及び家計調査結果について報告をしました。
その内容については、統計局から既に公表されている資料のとおりです。
詳細は、統計局に問い合わせをしてください。
【
マイナンバー制度の「情報連携」及び「マイナポータル」の本格運用等開始】
7月18日から試行運用を開始しているマイナンバーの「情報連携」及び「マイナポータル」については、11月13日(月)から本格運用を開始することになりました。本日付で地方公共団体など、関係機関に通知をいたします。
また、マイナポータルと「LINE」との連携を11月7日(火)から開始いたします。これにより、LINEの画面からもマイナポータルのサービス検索機能を利用することができるようになります。
【
電波有効利用成長戦略懇談会】
総務省は「電波有効利用成長戦略懇談会」を設け、11月10日(金)に第1回会合を開催します。
電波は、国民の日常生活や我が国の社会経済活動において重要な基盤となっています。有限希少な国民共有の資源である電波の更なる有効利用を図ることが重要です。
また、人口減少や高齢化等により、2040年の社会構造の変化を見据え、2030年代に向けての電波利用の将来像や、それらを実現するための方策を明らかにしていきたいと思います。
更に、公共用周波数を含む電波の有効利用を実現・推進する方策についても検討していきたいと考えています。
座長には、総務省の電波行政に関する検討会の座長を歴任され、電波政策に深いご知見をお持ちでいらっしゃいます獨協大学法学部 多賀谷一照教授にお務めいただくことになりました。
詳細については、担当課に尋ねてください。
【
福岡県那珂川町の市制施行】
平成29年8月10日付けで福岡県知事から協議のありました那珂川町を那珂川市とする件について、直近の国勢調査において人口5万人以上などの地方自治法の市制施行の要件を満たしていると認められましたので、本日、同意いたしましたことをお知らせいたします。
今後、福岡県議会の議決を経て、知事が決定することにより、来年10月1日の新市誕生を目指す予定となっております。
私の方からは、以上です。
質疑応答
内閣府特命担当大臣(男女共同参画)の抱負
- 問:
- 幹事社のNHKの宮内です。
昨日、内閣改造で男女共同参画、新たな担当につきましては、具体的にやりたいことを含めて抱負をお願いします。
- 答:
- 既に女性活躍の担当大臣をしておりましたが、男女共同参画の担当大臣というのは、これまで両輪のような存在だったので、皆さん、女性が活躍するためには男性との共同参画というのがまずは始まりということもあり、そういった意味では両輪をいただいて、バランスの取れた政策作りにますます進んでいけるのかなと思っています。
また、前の松山大臣もしっかり、男性側からのサポートとか、育休の話とか、あとは、科学技術を担当しておられたので、女性の、いわゆる「リケジョ」、そういうことについても進めていただいたので、併せて継続してそういうことに取組んでいけるかなと思います。
マイナンバーの「情報連携」の本格運用
- 問:
- 時事通信社の奥平と言います。
情報連携に関してなんですけれども、担当大臣として本格運用に向けた意気込みと、あともう1点で、本格運用が始まるとどういった面で利用者である国民にとって利便性が向上するかといった点について、PRしていただけますか。
- 答:
- 情報連携というと堅苦しく聞こえるんですけれども、要は国民利用者が、数でいうところ、現在までに853の手続き、紙媒体が不用となるという、非常に利用者にとっては利便性の高い運用が始まっていくということを、是非強くお伝えしたいなと思っています。
マイナポータルの方も、利用環境を順次改善してきていますけれども、この本格運用をすることで、例えば、子育て関係の電子申請を行う際に必要とされていた書類の添付、こういうのがすべて省略されることが可能になってきます。
とにかく、マイナンバー制度というのは、国民の利便性の向上がもとなので、そういうことを引き続き、担当はそれぞれ府省が違いますけれども、取組んで、一つでも多く実現できるよう頑張っていきたいなと思います。
イバンカ補佐官との面会
- 問:
- テレビ朝日ですが、女性担当大臣というお立場で、アメリカからイバンカ補佐官が女性参画会議で来日しますけれども、女性担当大臣というお立場でイバンカ補佐官とお会いする予定に明日はなってますでしょうか。もしそうであれば、どんなことを話し合うことになっていますか。
- 答:
- 今現在は、外務省が担当していて、イバンカさんが来日されるということで調整中というところです。
是非、大変お忙しい方なんですけど、お目にかかることができれば大変ありがたいなと。どういうことというか、それぞれ、アメリカの女性、または日本の女性、似ているところも、違うところもあるでしょうから、そういうことの意見交換とか、また、互いにそれで支え合えるような会見ができればいいなと思いますけれども。
マイナンバーカードの普及への取組み
- 問:
- 朝日新聞の徳島といいます。
マイナポータルの関係で、マイナンバーカードの普及がなかなか進んでいないと言われています。マイナンバーカードの普及をさせるために、何か手を打つ必要があるのではないかと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょう。
- 答:
- そのとおりで、マイナンバー制度、国民がよりよく利便性を感じるためにはカードを持っていただいて、それを通じて利用していただくことがとても大切なんですが、私たちの方も、皆さんがまだ持っていらっしゃらない方もいると思うんですが、持ちたいなと思えるような様々なコンテンツ提供、これは絶えず模索していかなきゃいけないし、そういう取組をとにかく日々積み重ねていきたいなと思います。
情報連携がまさに、その一つとして853の手続きだけでなく、どんどん進めていけるよう、また、とりわけ忙しい人たちにとって、カードがあることで時間の節約ができるとか、また、それによっていろんなメリットがあったとか、そういうものをどんどん増やしていければなと思っています。
ツイッター等を接点とした犯罪のつながりに対する受け止め
- 問:
- 産経新聞の西岡です。
座間市で複数の方がアパートから遺体で見つかるという事件が起きたんですけれども、容疑者と被害者の方の接点がツイッターで、自殺サイトが使われているということがあったそうなんですけど、受け止めについてお聞かせいただけますか。
- 答:
- その事件については承知しております。犠牲になられた方、本当にお気の毒で、本当に辛い事件だと深刻に受け止めています。
今御指摘の件について、つまびらかになっていなくて、私も、詳細を承知していないんですけれども、事業者がいろいろと取組んでいただく中で、本来ならば様々なネットワークを通じて利便性を高めていくものが、そういう犯罪につながらないように、それぞれSNS独自で努力をなさってますけれども、そういうことは、やはりしっかり取組んでいただければいいなと思っています。
- 問:
- 以上で終わります。
- 答:
- ありがとうございました。
ページトップへ戻る