おはようございます。
【途上国へのタブレット寄贈】
国際協力プロジェクトについて発表します。
コロナ禍で、各国で外出制限が続く中、デジタルを活用した教育や医療の重要性が高まっております。
このような中、株式会社ビデオリサーチ社と電気通信大学の御厚意で、1万8,000台のリユースのタブレット端末を複数の途上国に寄贈することとなりました。現地での教育や医療のプロジェクトに、このタブレット端末を活用していただきます。
また、本日午後、ルワンダ共和国へのタブレット端末4,000台の寄贈を記念して、ルワムキョ駐日ルワンダ大使に対して贈呈式を行います。
現地においては、小学生へのプログラミング教育、家庭学習等に活用される予定と伺っております。
総務省としては、今後とも、産学官共同で途上国でのデジタル活用のために取り組んでまいります。
詳細は、国際戦略局国際協力課にお聞きください。
【
「Beyond 5G 新経営戦略センター」の立ち上げ】
5Gの次の世代の移動通信システムである「Beyond 5G」は、2030年頃の実用化が見込まれており、国民生活や経済活動を支える社会基盤となるものであります。
総務省では、令和2年6月に公表した「Beyond 5G推進戦略」に基づき、関連技術の国際標準化や知財の取得を戦略的に推進することを目的として、このたび「Beyond 5G新経営戦略センター」を設立することといたしました。
東京大学の森川博之教授及び柳川範之教授のお二人に共同センター長をお務めいただくこととしており、技術及び経済の両面から産学官におけるグローバルかつ戦略的な知財・標準化活動を強力に推進してまいります。
また、12月10日には「キックオフシンポジウム」を開催し、同センターへの参加を幅広く呼びかけることとしております。
なお、本センターの立上げは、Beyond 5G推進戦略の産学官連携による推進母体となる「Beyond 5G推進コンソーシアム」と合わせ、年内を予定しています。
詳細につきましては、国際戦略局通信規格課にお尋ねいただきたいと思います。
【
「インターネットトラヒック研究会」の開催】
総務省では「新たな日常」において依存度が高まるインターネットのトラフィックに関して、インターネット経路上の諸課題を洗い出し、その安定的なサービス、品質確保に向けて必要となる取組の検討を行うため、新たな研究会を12月1日に立ち上げることとなりました。
本研究会では、来年夏頃を目途として、総務省や通信事業者等における今後の対応策を取りまとめたロードマップの策定に取り組んでまいります。
詳細については、総合通信基盤局データ通信課にお尋ねください。
【「QRコード付き交付申請書」の送付開始】
マイナンバーカードのQRコード付き交付申請書の送付開始についてであります。
マイナンバーカードの申請促進のため、7月に閣議決定された骨太の方針を踏まえ、まだカードをお持ちでない方へ、オンライン申請が可能なQRコード付き交付申請書の送付を順次開始いたします。
市区町村ごとに対象者への送付スケジュールを調整し、令和3年3月までに順次送付を行う予定であり、まずは、明日28日から先行的に、東京都文京区、兵庫県神戸市、熊本県熊本市、宮崎県宮崎市及び延岡市への送付を開始いたします。
赤い円の中にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取っていただき、オンラインで確実に申請ができます。
紙の申請書と返信用の封筒も同封しておりますので、切手なしでの郵送申請も可能となってまいります。
マイナンバーカードの交付枚数は、11月25日現在で2,900万枚に達しました。このQRコード付き交付申請書の送付を通じて、マイナンバーカードの普及を更に加速してまいりたいと考えております。
担当は、自治行政局住民制度課であります。
私の方からは、今日は以上であります。