会見発言記事
鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要
令和5年11月7日
冒頭発言
私の方は、今日は3点あります。
【
家計調査結果
】
本日の閣議におきまして、家計調査結果について報告いたしました。
二人以上の世帯の9月の消費支出は、1年前に比べ実質2.8%の減少となりました。
食料、住居、家具・家事用品などが減少となった一方で、外出の増加などにより外食、交通、自動車等関係費などが増加となりました。
詳細は、統計局にお問い合わせください。
【
モバイル市場競争促進プランの公表
と
デジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会の開催
】
次に、モバイル市場競争促進プランの公表と、デジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会の開催についてお知らせします。
今月2日に閣議決定された経済対策に携帯電話の料金やサービスの競争促進が盛り込まれたことを踏まえ、モバイル市場競争促進プランとして、総務省が速やかに取り組む対策をまとめました。
年内に実施する制度改正、利用者に合った料金プラン選択促進のための広報、5G普及のための周波数の追加割当てに加え、端末市場を含めた更なる競争促進策の検討を進めます。
また、陸・海・空・宇宙のあらゆる空間に広がる電波利用の将来像を見据え、競争やイノベーションの源泉となります周波数の確保目標や有効利用方策の検討も課題であります。
このため、来週11月15日から、新たにデジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会を開催し、検討を開始します。
詳細は、総合通信基盤局にお問い合わせください。
【
令和5年秋季全国火災予防運動
】
もう一点、秋季全国火災予防運動についてお知らせします。
明後日11月9日から15日までの1週間、全国各地で防火防災に関する啓発活動が行われます。
今季の火災予防運動のポイントは、関東大震災から100年の節目であることを踏まえました地震火災対策の推進、本年8月に厚木市で発生しました事案を踏まえた駐車場火災の防止、リチウムイオン蓄電池等による火災の増加傾向を踏まえた製品火災対策の推進の3点です。
詳細は、消防庁にお問い合わせください。
質疑応答
総合経済対策
- 問:
- 先週末、総合経済対策が決定されましたが、総務省としてどういう点に力を入れて取り組んでいくのか、お願いします。
- 答:
- 今般、閣議決定されました総合経済対策の下で、地方公共団体の情報システム標準化に係る団体の状況を踏まえた支援や、マイナンバーカードの利便性の向上、取得環境の整備など、地域におけるDXを推進してまいります。
また、Beyond 5Gの社会実装や海外展開を見据えた研究開発を支援するなどの施策によりまして、成長力の強化に資する国内投資を促進してまいります。
このほか、地方自治体が本経済対策の事業等を円滑に実施するための地方交付税の増額についても、しっかり取り組んでまいります。
- 問:
- ありがとうございました。
- 答:
- ありがとうございました。
大臣の動画は
こちら
(YouTube)
ページトップへ戻る