報道資料
平成28年9月30日
法制執務業務支援システム(e-LAWS)の本格運用開始に際しての総務大臣談話
来る10月3日、「法制執務業務支援システム」、通称「e-LAWS(イーローズ)」の運用がスタートします。
画期的な意義が二点あります。
一つは、「正確な法令データがより身近になる」ということ。e-LAWSは、我が国で初めて、政府が自ら責任をもって正確性を担保・認証した法令のデータベースです。 これを、二次利用可能な標準データ形式で提供します。
来年度早期から、約4,000本のすべての法律・政令について、法曹界、企業をはじめ国民の皆様が、インターネット(e-Gov)で容易に検索・閲覧・利用できるようになります。
もう一つは、「霞が関の働き方を変える」ということ。 e-LAWSの法改正支援ツールで、法令案の立案や参考資料作成の作業を飛躍的に省力化・効率化することで、ミスが減り、職員が「考える」仕事に注力できるようになります。また、育児・介護職員もテレワークで法令作業が可能になります。
今回の取組は、正確な法令データの閲覧・二次利用が容易になるとともに、霞が関の働き方を変えるものであり、電子政府・オープンデータ推進の新たなステップです。
総務省は、今後とも、電子政府・業務改革(BPR)の取組を通じ、国民や企業の皆さんが行政サービスの利便性を実感いただけるよう、また、霞が関の働き方改革にも貢献できるよう、尽力してまいります。
平成28年9月30日 総務大臣 高市 早苗
・(参考)法制執務業務支援システム(e-LAWS)の概要(
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