総務省は、「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」(座長:小塚 荘一郎 学習院大学法学部 教授)における「報告書2025(案)」について、令和7年8月4日(月)から同月27日(水)まで意見募集を行いました。
その結果を踏まえて取りまとめられた「報告書2025」を公表するとともに、意見募集の結果についても公表します。
総務省では、メタバースの市場規模及びユーザ数が将来的に大幅に増加することを見据え、ユーザにとってより安心・安全なメタバースの実現に向け、民主的価値に基づく原則等を検討するとともに、メタバースに係るサービスが国境を越えて提供されることを踏まえ、国際的なメタバースの議論にも貢献することを目的として、令和5年10月から「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」を開催しています。
本研究会では、令和6年10月に「報告書2024」を公表した後、AR・MR デバイスの進展やメタバース利活用の多目的化、導入市場の拡大に鑑み、議論の主な対象をこれまでの個人間のコミュニケーション・エンターテインメントを主目的とするVR メタバースから、メタバースの実現・利用を可能とする技術の内容を問わず、個人間でのコミュニケーション・エンターテインメントや産業利用目的をはじめとした様々な目的のメタバース全般へと拡大させ、議論を積み重ねてきました。
今般、本研究会におけるこれまでの議論を踏まえ取りまとめた「報告書2025(案)」について、令和7年8月4日(月)から同月27日(水)まで意見募集をした結果、37件の御意見がありました。
これらの御意見及び本研究会第17回会合(令和7年9月9日(火)から同月11日(木)までメール審議)における議論の結果を踏まえ取りまとめられた「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」報告書2025を、別紙1のとおり公表します。なお、報告書2025の概要は別紙2
、提出された御意見及びそれに対する考え方は別紙3
のとおりです。
総務省情報通信政策研究所調査研究部(中央合同庁舎2号館11階)において閲覧に供するとともに配布することとします。また、e−Gov(https://www.e-gov.go.jp)の「パブリック・コメント」欄にも掲載します。
〇「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」報告書2025(案)に対する意見募集
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000126.html
〇「安心・安全なメタバースの実現に関する研究会」配布資料等
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/metaverse2/index.html