報道資料
平成23年5月18日
「接続料と利用者料金との関係の検証(スタックテスト)の運用に関するガイドライン」の改正案に対する意見募集
総務省は、「接続料と利用者料金との関係の検証(スタックテスト)の運用に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」)の改正案を作成しました。
つきましては、本改正案について、平成23年5月19日(木)から同年6月17日(金)までの間、意見募集を行います。
1 経緯
一般に、市場メカニズムが有効に機能している場合、小売料金はコストに適正利潤が乗せられたものになることから、接続料の妥当性を検証するため、接続料と利用者料金の関係に関する検証(スタックテスト)が行われており、総務省では、スタックテスト実施に係る透明性確保のため、その基本的な考え方及び具体的な実施方法等を定めたガイドラインを策定しています。
この度、以下の点についてのガイドラインの改正案を作成しましたので、当該改正案について平成23年5月19日(木)から同年6月17日(金)までの間、意見募集を行います。
(1)ビジネスイーサワイドの追加
次世代ネットワーク(NGN)におけるイーサネットフレーム伝送機能(イーサネット接続機能)が平成22年度にアンバンドルされたことを踏まえ、接続料を設定する事業者が実施するスタックテストの検証区分にビジネスイーサワイドを追加する。
(2)メガデータネッツの削除
NGNにおけるイーサネット接続機能等の代替サービスに移行しているため、メガデータネッツの需要が減少しているところ、当該機能については利用者の影響に及ぼす度合いが低くなっており、スタックテストで接続料水準の妥当性を判断する必要性も相対的に低下していると考えられることを踏まえ、接続料を設定する事業者が実施するスタックテストの検証区分からメガデータネッツを削除する。
2 意見募集要領
意見募集締切:平成23年6月17日(金)午後5時必着(郵送の場合は同日付け必着)
詳細については、
別紙3
の意見募集要領を御覧ください。
3 今後の予定
寄せられた意見を踏まえ、速やかにガイドラインの改正を行う予定です。